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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる98】新作映画のCM。観る気失せるなあ・・・どんなの?

今年最大の修羅場を迎えています。集中してやっていると首がこってくるのですが、今は下着代わりに「着るだけで腹筋を鍛えるタンクトップ」を着ていて、これだとなぜか首への負担が軽い気がします。本当に腹筋へ負荷が行っているからだとしたら、大したものだぜ・・・もう一着買おうかな?

本日のお題は「観る気がうせちゃう新作映画のCM」とのことなのですが・・・映画のCMってことは、つまり予告編のことですね。映画を見に行くと最初に予告編がたくさん流れるフェーズがありますが、あれについて「観る気が失せる」ってことで良いのでしょうか。もしそうだとしたら、私みたいな人間なんかは「映画の予告」そのものに若干ドキドキワクワクしてしまうというか・・・あれだけでそこそこ楽しめてしまう人材って、一定数いると思うのですよね。そういうのも含めて「観る気が失せる」映像というのを考えてみようかと思います。

新作映画のCMあるある

さっそく「新作映画の予告 あるある」で検索してみたところ・・・

この記事前にも出てきた!さすがオモコロさん!!映画の予告編にありがちな要素さえ押さえておけば、どんな突飛なテーマでも映画っぽくなるのでは?ということを実際に予告編撮影をしながら検証するという記事です。記事を見ると「どの映画予告もだいたい同じようなことしているのでは?」という課題提起をしており、結論、映画製作者へのリスペクトは忘れずに、しかしこの仮説は概ね正しかったという判断がなされているようです。

今回の場合、あるあるを検証するのが目的ではないので、ちょっとその逆を考えていってみようと思います。あまりにも「映画の予告編」らしからぬ映像が映画館で流れた結果、「観る気が失せるわ!」ってなる人が続出するかもしれません。つまり「映画の予告ないない」ですね。

この記事による「映画予告あるある」を参考にしながら、「一般的な映画予告にはありえない展開」となる要素を考えてみました。

・映画を観終わった客が特に肝心なことを何も覚えていなくて「えっと・・・あれだよ、ほら、途中で主人公が再開する・・・名前なんだったっけ、なんだかキノコの名前みたいな・・・とにかくあの子がかわいかった!」という感じで、映画の感想がしどろもどろで映画の内容にまったく触れていないうえに、感想が長い

・真っ暗な映画館の中で、1人のお客が涙を流している・・・かと思いきや、ずっとコンタクトレンズがうまくつけられずにいる。そのシーンを延々流す。

・最初にタイトルが出た後、めっちゃシリアスなドキュメンタリー風になって「備品発注票の『数量』の桁をまちがえた」みたいな、新人サラリーマンがやらかすような心臓に悪い失敗をした人が上司に鬼詰めされているシーンが映り、その後重厚感のある鈍い効果音が鳴る。映画の告知はテロップで表示されるのみで、その間の音声はない。

・・・なんだか、これで今回の大喜利の回答になっているような気がしますね。この中だと、映画の告知そのものに音声を使わず、サイレントで表現するというのはほとんど見たことがないので、良さそうです。臨場感のある音響設備の揃った「映画館」という空間で、あえて予告をサイレントにするという判断は、基本的にされないのでしょう。

観る気がうせちゃう新作映画のCM

・映画の告知なのに出演する役者の映像が一切なく、BGMも無音。あえてノートの落書きのような紙芝居に映画の展開をまとめた一般人が、ぼそぼそと内容は語っているのだけれど、よく聞こえない。途中から解説者は映画の説明そのものへのやる気をなくしてしまい、それと反比例してノートの落書きのような紙芝居は怒涛の展開を見せ始めるが、本編と一切関係ない。

映画館へ映画を見に行って、本編が始まる前の予告集でこんな映像をみてしまったら、肝心の本編の序盤がちょっと頭に入ってこなくなりそうですね。

なんだか分かりませんが、これを書いていて、私が大好きな「わっきゃい」さんの動画を思い出しました。予告編で、映画のタイトルと予告映像(サイレント)だけがサムネイルサイズでずっと左上に出ていて、肝心の予告が全部「どうでもいい日常のニュース」になっていたらちょっといいですね。

私は笑うと思います。

しばらくは仕事の修羅場が続きます。生きる。


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