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【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる17】ピアノの鍵盤の白は自由を表していると言う。では黒はなにを表してる?

あら、いいお題(2回め)!

何がいいって、「ピアノの鍵盤の白は自由を表している」っていう豆知識を得られたことがめっちゃ良いよね。そうなんだ~!ってね。幼少期から大人になった現在までピアノは一切やってこなかった人生ですが、これってピアノユーザーにとっては常識なのでしょうか?そっか~、ピアノの白い部分って「自由」を表しているのか・・・確かに、黒い部分は何かと押しにくさを感じるし、なんかこう、斜めに指を動かさないといけない感じとかがちょっとハードル高いよね・・・面積も小さいし(ピアノをやったことがないので、黒い鍵盤を使いこなすどころか、あの部分の用途がよく分かっていません・・・無知ということでお許しください)。

そういうわけで、ピアノの白い鍵盤は「自由」。では、黒い鍵盤は?これが本日のお題であります。いいですね・・・回答がフリーフォームな感じがして、気持ち的にはすごく楽です。

とりあえずピアノの鍵盤を改めて確認する

とはいえ、私はピアノに関してはほぼ無知なので(高校のときにミーハー心から軽音楽部に入部し、2年半ほどエレキギターをやっていたので、音楽性が皆無ということはない・・・と思う。バンドスコアくらいならギリギリ読める。カラオケも好きですし、下手ではない・・・と思う。)、そもそもピアノの鍵盤がどうなっていたのか、改めて確認してみます。

ピアノ入門-1「鍵盤の位置」

めっちゃ初心者向けのサイト出てきた。ここからやれば私もピアノを弾けるようになれるのかもしれません。そういえば、神戸のどこかの駅に誰でも自由に弾けるピアノが設置されているというのをテレビで見たことがあるのですが、あの感じ、いいですよね。ああいう光景を見ると私も弾けたらいいのにって思います。どこかで自然発生的に生まれるライブパフォーマンスに、己の能力で飛び入り参加できるのならばしてみたい。そういう理由でダンスもできたらいいなってよく思います。音楽やダンスは言語を超えて皆と一体になれるので、何か1つあるといい・・・。

さて、先ほどの記事によると、どうやらピアノというのは一般的に88鍵の鍵盤で構成されているようです。そのうち、白鍵が52個、黒鍵が36個。印象的なのが、一見いずれの白鍵も黒鍵と1つは接しているようですが、ただ1つ、右端の鍵盤だけは全く黒鍵の影響を受けておらず、独立した白鍵となっています。つまりこの鍵盤だけは「無垢なる自由」!特別感あるー!

黒鍵の役割とは?

先ほどの記事では黒鍵の役割については分からなかったので、追加で調べました。

黒鍵は、2つの白い鍵盤(白鍵)の真中の音になり、楽譜に、シャープ(#)やフラット(♭)の記号があるときに使用します。フラット(♭)は、左上の黒鍵を、シャープ(#)は、右上の黒鍵を使用します。フラット(♭)を、「半音低い音」とか、シャープ(#)を、「半音高い音」とも表現します。

出典:初めてのピアノレッスン ピアノの黒鍵の使い方

なるほど、楽譜上で「半音上げる」または「半音下げる」といった指示がある場合に使うのですね。見た感じでは、「そのままではダメだ」という感じがして、緊張感があります。

「自由」を表す白鍵の間に挟まる黒鍵はリアルな「現実」の余白のように見えます。ある音にとっては「半音高い」という指示も、1つ上の音階から見ると「半音低い」という扱いになります。相対評価しかしてくれない成績表みたい。「思ったよりも高かった」場合は良いけれど、「思ったよりも低かった」と言われるのはつらい。95点の答案用紙を意気揚々と持って帰って「ミスが無ければ満点をとれたのに」と言われてしまうような切なさを感じます。一方で、不器用ながらも陰でコツコツと努力を続けてきた人が、いつか自分が思う以上の評価を認められる可能性を秘めているようにも見えます。今いる音階、白鍵だけで全てが決まるわけではないのです。一番右端の「無垢なる自由」にたどり着くのが人生のゴールだとすると、音階一足飛びが難しいのであれば、ちょっとずつ軸足をずらしてゆくのでも良いのです。なんだかそういう希望を秘めたものにも見えますね。

良くも悪くも「そのままではダメ」なのに、音階そのものは変わらない黒鍵指示。その場でどうにかせねばとジタバタして、良くも悪くも見られてしまう。黒鍵は青年期における「モラトリアム」でどうでしょう。


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