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【大喜利のお題を選んで小話を書き殴る62】河童の好物はキュウリ。ではぬりかべの好物は?

本日もお疲れ様です。

始めに、昨日あげた記事なのですが、web飲み会の後に書いたせいか、途中で死ぬほど眠くなってしまい、最後の方が支離滅裂な内容になってしまいました。申し訳ありませんでした。

さて、今回は妖怪『ぬりかべ』の好物は何?というお題でございます。相変わらず、妖怪の類はお題に上がりやすいですね。そもそもホラーやスプラッタの類は死ぬほど苦手なので、妖怪のこともあんまり好きでもないので・・・淡々とやりたいと思います。

河童の好物はキュウリ?

素朴な疑問なのですが、「河童の好物はキュウリ」これってどこからきた設定なのでしょうね。ちょっと調べてみます(この記事の時、河童について一度は調べているのですが、まだまだ情報が足りません。修行が足りないですね・・・)。

この記事でも書いていますが、河童には「亀人形態」「猿人形態」の2種類があるようです。そのうち「好物がキュウリ」なのは「亀人形態」のようです。

絵の題材にされることは多いが、キュウリが好物という以外には、具体的に何をしたという特徴もない。一般的な河童の想像図に近い反面、目撃談は意外に少ない。

出典:河童 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

この情報だけでは、由来までは分かりませんね。もう少し調べてみます。

なぜ河童はきゅうりが好きなの?
河童の好物はきゅうりと言われていますが、その理由は、瑞々しいきゅうりが水神信仰のお供え物に欠かせない野菜だったから。河童は水の神様、あるいはその零落した姿とも言われており、それゆえに、河童はきゅうり好きと言われるようになったのです。これにちなみ、きゅうりの細巻き寿司を「かっぱ巻き」と呼ぶようになりました。

河童とはどんな妖怪?伝説と正体を調べてみた! 日本文化の入口マガジン[わらく]

なるほど、河童は水の神様という説があったことから「水神信仰のお供え物に欠かせないきゅうり」が好物ということになったのですね。この記事では「猿人形態」についてしか触れなかったため、知りませんでした。

では、「ぬりかべ」の好物は?

そもそも「ぬりかべ」とは一体どんな妖怪なのでしょうか。

1968年(昭和43年)の大分県臼杵市の『臼杵史談』や、1986年(昭和61年)の同県の『大分県史 民俗篇』において、歩行中に突然目の前が見えなくなる怪異が同県内各地に「狸の塗り壁」(たぬきのぬりかべ)の名で伝わっており、香々地町(現・豊後高田市)では「イタチの塗り壁」(いたちのぬりかべ)と呼ばれている。

出典:塗壁 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なるほど、あんまり直接的に脅かしてくる系の妖怪ではないのですね。どちらかというと怪奇現象的な・・・(それでも現実に起こったら十分怖いのだけど)。ウィキペディアによると、「ゲゲゲの鬼太郎」で一躍人気キャラクターになったとあるので、そちらのキャラクター設定も見てみましょう。

相手の前に立ちはだかって、通行の邪魔をする妖怪。
身体の大きさをある程度自在に伸縮でき、体重も大きさと比例して増減させれるが、通常時は身長約3メートル、体重約1トンの頑強さを活かして仲間を守る防壁となる。溶岩の中などでも平気で行動できる程の耐久性も発揮する反面、アニメでは湾曲したり捩れたりする柔軟性も見せている(特に第6作)。
食事はごく普通のもので、アニメ第1作ではおにぎりなどを食べる場面がある。体格相応に大食であり、ねずみ男に「飯ばかり余計に食う」と揶揄されたり(「朝鮮魔法」)、1日パン1個しか食べられない状況で弱音を吐いたりしている(お化け旅行編「砂妖怪」)。好物はヤマブドウ。また、子泣き爺ほどではないが酒好きで酔っぱらってふらついて倒れることがある(原作初期では「酒豪」という設定だった)。
身体の構造はよく分からないが、アニメ第3作59話と94話で体内に竹の格子のような骨組みが見える描写がある。また、後述の通り吸血鬼に攻められ干からびる描写があり、通常の生物同様の血液あるいはそれに相当する液体が体内に流れているらしく(ただし、第4作104話「恐怖!吸血妖怪の島」などのように吸血妖怪に取り囲まれても血を吸われていない場面もある)、「鬼太郎の世界おばけ旅行」のキーエフ配下の吸血鬼や第6作93話で吸血鬼化した鬼太郎に襲われた際にはぬりかべも吸血鬼と化している。

出典: ぬりかべ (ゲゲゲの鬼太郎) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんと・・・好物までしっかり書いてありました。水木先生さすがです。「ゲゲゲの鬼太郎」における「ぬりかべ」の好物は「ヤマブドウ」、そして彼は酒豪・・・つまり「お酒」、とのことです!

もう少し調べてみたら、ソースも出てきた。

アニメでは第三作から「ぬりかべー」としかしゃべらなくなったが二話まではかなりしゃべっている。「山葡萄はおいしいぞ」なんてしゃべるが、あまり話に重要となる会話はしないようだ。

出典:ぬりかべ 妖怪&怪奇wiki特撮アニメ大百科事典

ちなみに、「ヤマブドウ」はこんな実。なかなか採取の難しい木の実だそうです。「ぬりかべ」の餌付けは難しい?

そして、気になったのは「ぬりかべ」にも血液のような液体が体内に流れており、吸血鬼に血を吸われることもある、という点。人間にとって非科学的な存在「妖怪」であるにも関わらず、その生態は動物に近いようです。

さらに気になる事実も判明。

アニメ第5作のみ妻子が登場し、まとめて「ぬりかべ一家」と呼ばれる。初登場は第13話「奮闘!ぬりかべ用心棒」(ただし、OPでは第1話から姿を見せている)。
子ぬりかべ
声:豊嶋真千子、高山みなみ、今野宏美、他その回の女性声優達
ぬりかべと女房の間に生まれた12体の子供達。体色は水色で、鬼太郎や猫娘の膝くらいの身長。「ぬ〜」としか喋らない。見た目には区別がつかないが、「鬼太郎マガジン」Vol.2によると男子と女子の両方いて、成長すると両親のように色分けされるとのこと

出典: ぬりかべ (ゲゲゲの鬼太郎) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんと「ぬりかべ」は妻子持ち。そして「子ぬりかべ」が12体・・・すごい大家族ですね!!子供ができる仕組みまでは不明ですが。

この「ぬりかべ」、水木先生が実体験されたこともある(崖から落ちそうになっていたところを救った)ようで、「ゲゲゲの鬼太郎」では人を疑うことを知らない心優しい妖怪として描かれているようですね。むやみに怖がる必要はないのかもしれません。


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