【大喜利のお題を選んで小話を書きなぐる111】運の良さだけで生きて来た男、運世杉太。合コンで何が起きた?
世界一運の良い男、運世杉太。皆さんは覚えているでしょうか。第73回の記事と第79回の記事と第81回の記事で登場した、運の良さだけで生きてきた男の話です。
初回の記事では、「運が良すぎて困ったこととは?」というお題でした。その時の回答は「あらゆるゲームがつまらない」、「人生にちっとも現実味がないため、連続ドラマにしても面白くない」でした。
そして、前々回の記事のお題は「映画館で何が起こった? 」で、その時の回答は「チケット売り場に突如現れた上品な老夫婦から映画のペアチケットを譲りうけ、会場に行ったら友人たちが仕込んだサプライズ映像で、杉太は無事にプロポーズすることができたのだった・・・」です。
さらに、前回の記事のお題は「中学校時代の思い出とは?」で、その時の回答は「茶髪に染めてやろうと染髪材を使ったはずが高品質の白髪染めで、いい感じにツヤツヤの仕上がりになり美容師志望の美女にモテた」、「飲酒してやろうとワインを開けたら果実酢で、母親に『健康に気を使っているのか』と感心された。しかも3倍希釈のものを原液でいったため、結果的に飲酒への憧れが立ち消えた」、「『ガリガリ君』に当たり続けたため、3年間で70円しかアイス代がかからなかった」、「修学旅行で迷子になり、偶然出会った現地の美少女に地元を案内してもらう。帰りの新幹線で彼女がこっそり忍ばせた絵はがきを眺めてニヤニヤしている」です。
ちょっと間が空いたせいか、杉太のことを考えると湧いてくる、どうしようもない怒りは今のところ・・・リアルタイムで増幅しつつあるのでチャッチャとやっちゃいましょう、本日はそんな杉太が合コンに行ったらどうなっちゃうの!?の回です。マジでどうでもいいし、どうせ最高の宴になるんだから六本木あたりで勝手にやっててくれって感じですけどね!チャッチャとやっていきましょう。
合コンとは?
さて、そうやっていきがって始めてみたものの・・・私、明確に「合コン」と呼ばれる会合(男女が集い、なんか自己紹介とかして、話すときに若干ペアになりがちで、そこにいるメンバーは基本的に異性を探しに来ているという、伝説の、あの・・・!!)に参加したことがないんですよね。そもそも「合コン」ってなに?普通の飲み会とは違うの?いい機会なので調べてみましょう(下手に検索しすぎて変なレコメンドついたらやだなー)。
まずはウィキペディアから。本当に何でも載っていますね!
コンパは、仲間と親睦を深めるために行う飲み会のこと。主に日本の学生や若者の使う俗語で、語源はドイツ語: Kompanie、英語: company、フランス語: compagnieなどに由来する。1950年代には「コンパ」という名称のパブも流行した。コンパには、合コン(合同コンパ)、新歓コンパ、追いコン(追い出しコンパ)、意見交換会などの種類がある。
コンパが行われる際には、「一気飲み」と呼ばれる一気に酒のグラスを飲み干す飲み方をすることがある。なお、「一気飲み」を行う際には、手拍子や掛け声(コールと呼ばれる)、歌(掛け声ソング)などで観衆が盛り上げる風習がある。また、これらに関してはホストクラブのような水商売の現場でも行われている。
また、場を盛り上げるためや酒の勢いを増すことのために、参加者の間でゲームが行われることがある。主なゲームとしては以下のようなものがある。
山手線ゲーム
笑っちゃいけないゲーム
ピンポンパンゲーム
ポッキーゲーム
王様ゲーム
野球拳
モッツァレラチーズゲーム
出典:コンパ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
これはアレだな・・・私の親世代の頃の「コンパ」のことなのだろうな(そんな感じするし、そう思いたい)。素朴な疑問で、コンパで野球拳する集団って一体どんな集団なの?少なくとも初対面ではできないだろうと思うのは私だけなのだろうか・・・。一応調べてみたら、服を脱がすというのは完全にメディアによる後付けで、元はお座敷遊戯なのですね(そりゃそうだよね・・・コンパでは後者が主流だったのかもですけどね!)。
あと、「モッツァレラチーズゲーム」は初見ですがちょっと面白そうですね。パーティーゲームとしてはアリなのかも(それでも特に親しくない人とはやりたくないけどね!)。確かに動画向けのゲームですね・・・。
複数人で集まり、始まりの人を1人選ぶ。始まりの人から時計回りに順番に「モッツァレラチーズ」と言っていく。但し、前の人よりもハイテンションに言わなければならない。
出典: モッツァレラチーズゲーム フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちなみに合コンとは「合同コンパ」のことらしいです。
これらの記事や、その他の関連記事を読む限り、一般的な「合コン」とは100%私の性質とは合わないようなので、行っても何も実にならなかったと思うので、行ったことなくて良かったです!カブトガニの生態についてじっくり話してもドン引かない程度には理解のあるコミュニティでしか知らない人とはあんまりお酒を飲みたくないです。
杉太の合コンで何が起きた?
さて、そろそろ杉太の話に戻りましょうかね・・・。
杉太は運が良くて人がいいやつなので、合コンは恋人欲しさというよりは数合わせで行くイメージですね(数合わせで行っただけのに・・・という方が幸運ぽいですしね!)。合コンは主に 乾杯→自己紹介→パーティーゲーム→席替え→親睦タイム→連絡先交換 という流れになるようなので・・・
合コンは男女4~10人くらいで開催されることが多いそうですが、ここに杉太が加わることによってグループ全体の運気が上がるわけです。なのでまず、お店に入った瞬間「お客様は記念すべき100組目の団体様です!」って祝福されて、ウェルカムドリンクでめっちゃ美味しいシャンパンが振舞われ、それで乾杯する流れになるでしょうね。
それで隣に座った女の子と「これ美味しいねー!」なんて談笑しつつ・・・自己紹介をあっさり済ませようとした杉太に向かって偶然料理を運んできた店員さんがひとこと「・・・もしかして以前映画に出られていませんでしたか?杉太さんですよね?大ファンです!」って騒ぎ出して一躍注目株になる(杉太は幼少時代に温泉を掘りあえたことがきっかけで某有名監督の映画の端役でデビューを果たしている設定です)。
パーティーゲームの王様ゲームで王様になった際に、ノリで「君たちに流れ星をプレゼントするよ」って言った瞬間、窓の外に偶然めっちゃ流星群が流れてきて、女子勢の心をわし掴みにする。
終始美人なのにおとなしくて目立たない女子と隣の席で親しくなり、その子がかつて中学時代の修学旅行で行った京都で迷子になったときに出会い、まちを案内してくれた少女だったことが分かり、再会を分かち合い、意気投合する(連絡先も交換する)。
祇園生まれのその女子のために「どうせなら野球拳ではなく『とらとら』をやろう」と言い出すが、やってみたらウケて場がめちゃめちゃ盛り上がった。
合コンが終わると、帰りがけにその女子は某有名映画監督に声をかけられます。「そのおっとりとした雰囲気、とらとら遊びを指南する艶のある動き・・・次の新作のキャストにぴったりだ!」と・・・合コンで出会った女子に映画デビューのきっかけを与えます(ちなみに杉太と監督は知り合いで、現場で『君の役も用意しているからね』とウインクしながら言われる)。
はい、まあ、そんな感じですね・・・。
ちょっと、そろそろいいですかね、これ・・・キリがないし、やっていて何だか自分は一体何をやっているんだという気持ちになってくるんですよ、杉太の人生は・・・(そもそも杉太なんてこの世のどこにも存在しないのだ)。
最近秋めいてきたせいで、エアコン入れるほどでもなくなってて逆に面倒です。あんなにも暑かったのにと、正直憤りを隠せない初秋です・・・。
「大喜利のお題」は以下のメーカーで作っています
もしおもしろかったら、♡(スキ)押してもらえたら嬉しいです!
📅特に深い意味のない記事を毎日更新する試み
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?