【人生相談vol12】世界に自分を表す名詞がない時
「LGBTを支援する活動をしてるけど、何かがしっくりこないんです」
こんにちは。なつきです。
最近は毎朝歩いてます。携帯を置いて。近所でもまだ入ったことのない道を行くのが好きです。夏季休暇は感染予防しつつ歩きに出かけました。
今回は繊細ですがセクシャリティのお話を聴きました。
LGBT、セクシャリティ、ジェンダーといった単語はピンとこない方も
世の中、色んなグループがあるけれど、どれにも属さない不安定感は
一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
中学生ぐらいになるとクラスに仲良しグループができますが、どれにも入れないと寂しかったり。。
今回お話をお聞きした方は、LGBTを支援するコミュニティで
当事者ではなくALLY(非当事者の支援者)として活動しながらもモヤモヤがありました。
ALLYだけどなんかしっくりこない。
自分で自分の気持ちが完璧には分からない。
ALLYとして今後も活動するけれどもモヤモヤがある。
話を聴いていくとその方は、
自分で作った「ALLYとはこういうものだ」というイメージに縛られていました。
そのイメージに自分が当てはまらなくて
人をカテゴリーでくくった時にどこにも当てはまらないような不安定感がありました。
真面目だったり正義感の強い人ほど、自分でつくったイメージに縛られて苦しくなることがありますよね。
また、自分の居場所にまだカテゴリーやグループの名前がない時は
安心して話せる人のその今の気持ちを話すことで
そこに名前が生まれるような安心感があります。
世界がつくった言葉の中に自分を表現できる名詞がなくても
文章で人に伝えればそれっぽく近づきます。
その紡いだ言葉たちやその空間が居場所になる。
LGBTという言葉さえも同じ仲間を見つけやすくなるように
言葉で灯火を照らしたのだと思っています。
だから、ぴったりな言葉がないほど自分の居場所を感じない時は
言葉をつなぎ合わせて、ちょっと話してみるのはどうでしょうか。
実は同じような人が、同じように悩んできた人がいて言葉になるかもしれません。
こんなテーマをブログに取り上げて欲しいというのもお待ちしています!!!
最後までお読みくださり
ありがとうございました😊
何か参考になれば嬉しいです
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