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5/19の日記 文学フリマ@東京②

のつづき!

入場

会場の外から長い列(中に入れた!と思ったら、そこからまたぐるぐると歩いた)に並んで、やっと受付が見えた。並んでいる間に何度も「お手元にチケットをご用意ください」とアナウンスされて、しかしいつ受付が現れるか分からないので、スマホのeチケットのアプリを開いたり閉じたりしてた。

受付を通過してカタログなどをもらい、入場(荷物が多くなりそうと思ってリュックで来たのだけれど、不織布のバッグをもらえたので、リュックじゃなくて良かったな?と思った)。列に並んで待っている時は、ここにいる人たち、みんな読むのを楽しみにしている人なんだ!とワクワクしたけれど、会場でも本を作っている人がこんなに?と思ってものすごく興奮した。

最初にスイスイさんのブースへ行って(この話は③で書きます)、そのあとはまず事前にチェックしていた方のブースを見て回る。

と言ってもチェックしていた方は片手で数えるくらいしかなくて、基本的にはご縁があったら買おう!というスタンスでいた。

…のだけれど、序盤に声をかけていただいた方のブースで、せっかくだし買おうかなと思ったら想像の倍の値段というアクシデントが発生。その金額ならやめておきますとは言い出せず、買ってしまった。誰かの創作したものに高いとか安いとかの判断基準を持ち込みたくないのだけれど、とはいえ予算は有限なので、納得感の薄いお金の使い方をしてしまった…ということが思ったよりもショックだった(内容は面白そうだと思ったものなので、あとでちゃんと読みます!)

でもイベントが始まってハイになりすぎていたところを、この出来事で少し落ち着き、その後は吟味して買えるようになったので結果的にはよかった。

日記が好き

出店者の方と話す中でどんなジャンルが好きなんですか?と言われて自然に「エッセイとか日記とか、あと短歌とか…」と答えている自分がいて、そうか私はこのジャンルが好きなのか!という気づきがあった。

実は会場をみて回っている時に、ジャンルによってざっくり場所が分けられていることに途中で気がついたのだけれど(遅)、日記とかエッセイとかのエリアはかなり足を止めてゆっくり見ているけれど、小説とかのエリアはそこまでではないな?と思った。

子どもの頃は本が好き=物語好きという印象で、自分も圧倒的に小説を読むのが好きだったけれど、大人になってから変わったかも。小説以外の文学の世界に触れるようになったからということでもあるけど、物語の世界に没入できなくなったせいもあるのかもしれない…と思うと少し切ない(今も小説は読むけれど、長編を一気に読むとかはできなくなってしまった)。

全部回るのは難しい

会場を出なくてはいけない時間の1時間前にApple Watchのアラームをかけていたのだけれど、これが鳴った時はまだ第一展示場にいた。会場は2つの展示場と3つのフロアに分かれている。
事前にチェックしていたブースが第二展示場にもあったので、ぼちぼち移動することにした。

でも、第二展示場に着いた時点で、もうかなり疲れたから会場を出たいな?という想いがかなり強まってしまった。
まず、人が多すぎ。目的のブースに行くのもかなり大変。そして何より出店者が多すぎ。私は今回が初めての文学フリマだったのだけれど、なんと1878の出店と2096ブースの参加があったらしい。東京のイベントって全部こんな感じなんですか?

元々出店数が多いから全部じっくり回るのは無理だなと思っていたけれど、全会場を回る前に力尽きるとは思わなかった。
結局、第二展示場の1階で気になっていたブースをチェックし、短歌のエリアということに気がついたのでサラッと眺めて気になった人のを購入して、会場を出た。

※今公式サイトで調べてきたら、来場者数は12,283人だったそうです(内訳は出店者: 3,314人・一般来場者: 8,969人)。

さよなら東京

帰る前に文学フリマのポスターを撮ろうと思っていたのに忘れてモノレールに乗ってしまった。浜松町駅で降りて、スイスイギャルの皆さんのお茶会にほんのちょこっとだけお邪魔して(これも③に書きます)、仙台へ帰った。小腹が空いたから帰りの新幹線の中で車内販売を買おうと思って少し楽しみにしていたのに、車内販売のない列車ですよ、とアナウンスが入って切なかった。

滞在時間は5時間くらいだったけれど、東京に来て楽しい!と思った。歩いてるだけで楽しかった。というかそれは東京だからと言うよりも、こんなに長い時間1人で自由に動けたのが産後初めてだからか。また前みたくフラッと遊びに来られるようになりたい。でも子と一緒に来たいなとも思った。

おかしのまちおか

滞在中、どこかで「おかしのまちおか」の看板を見かけて(ちいかわに出てきたやつってこれかぁ)と思ったのだけれど、どこで見たんだろう。Googleマップでの検索&移動ルート的には新橋かなと思ったけど、新橋では降りていないので車窓から見たのかなぁとはっきりせず。

おかしのまちおかもデニーズも仙台にはない。物語の舞台になっている場所がたくさんあるのが東京のいいところだなぁと思う。

買った本

なんか気がついたら結構たくさん買っていました。久々にこんなに何も考えずにポイポイ本を購買した。楽しかった!

買った本の感想はTwitterの上記ポストにツリーでつなげています。全部は書けないかもだけれど、読んだら何か感想を残したい。

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