味のある美人に
自分の顔の中でいちばん好きなところ、嫌いなところ。
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メイクに興味を持ち始めたのは中学生くらいだったかな。当時はギャルメイク全盛期で、まわりのお友達はベターっとしたカラコンに、束感のあるつけまつ毛、真っ黒のリキッドライナーで目尻は跳ね上げて口元にはあまり色をのせない、こんなようなメイクをしていました。
みんながしてるから真似してみました。
酷い仕上がりでした。眉と目の間には隙間がほぼなく、目だけを強調するので元々気になっていた鼻も目立つしもう何もかもが悪目立ち。自分ってかわいくないんやなあ…と再認識させられて、しょんぼりしたことを覚えています。
それから私は雑誌やネットで情報を得ることはもちろんモデルに女優、いまはタカラジェンヌの素化粧までも、とにかく美しい人の顔の特徴やどんな風にお化粧しているか、をチェックし続けています。
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無理なもんは無理。
人の顔ってやっぱり人それぞれです(当たり前)。女優の〇〇になりたい!メイク真似してみよう!と思ったところで、そもそもの顔の作りが違えば似合うはずがありません。それよりも自分の顔の好きなところと嫌いなところを把握して、より際立たせたり、目につかないようにしたり、と調整したほうが美しくなれることに気づきました。
とまあここまで色々書いてきたわけですが、自分自身いまだに似合うメイクはしっかりとわかっていません。
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友だちからたまに言われる「かわいいね」とか「美人だね」「素敵だね」という言葉をいっかい信じてみる。
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顔の作りが平均から逸脱していて個性的であろうとも、やっぱり笑顔が可愛ければ、目がいきいきキラキラしていたら、その人は素敵に見えます。
もっと広げると服装や髪型はもちろん話し方であったり、振る舞いや表情なんかもその人の美しさであったり魅力的に見える要因だったりすることに気づきました。
なので私は総合してほどほどに魅力的で、噛めば噛むほど的な、味わい深い大人になれるよう努めていきたい、と思うわけです。
誰かこの味にハマってくれたらなあ。
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