あなたの会社の福利厚生はもう古い!
時代の流れで働き方も変わってきた。
政府も働き方改革と唱え、従来の働き方を見直そうと動き出した。
そして企業も徐々にではあるが働き方について意識をし始めてきた。
労働に対しての価値観は平成に入ってから変わってきた。
仕事が人生のすべてと言った考え方は平成時代で終わったようだ。
仕事とは、より豊かに生活するための手段と考える人が増えている。
実際に新社会人となる人は、職場での出世よりも日々の生活を優先する考えが強くなってきた。
職場には働きやすさを求める傾向にある。
働きやすさを左右するのが福利厚生である。
その福利厚生が今の時代の流れでレガシーとなりつつある。
特に創業から年数が経っている企業の福利厚生は劣化している。
大企業になるとその変化に対応しているところが多いが、問題なのは中小企業である。
福利厚生の内容をそのままにして、修正や変更などの見直しが成されていないケースが多々見受けられる。
そのような企業の多くは福利厚生に興味がないようだ。
沢山の言い訳も聞いた。
「うちには福利厚生を見直す余裕はない」
「そんなことをしても効果はない」
「今のままで十分だ」
コンサルティングの提案をするとこんな答えが返ってきた。
この考えは経営者や担当者の考えで、実際の従業員の働きやすさとは違うことに気づいていない。
福利厚生の見直しはお金をかけなくてもやれる。
知恵と従業員を思おう気持ちがあればアイディア無限に湧いてくるはずだ。
実際に一部の従業員しか恩恵を受けない福利厚生も多い。
寮や社宅は一部の人しか利用しない。
住宅購入の住宅ローン利子補給なども限られた人だけ。
帰省手当も地元勤務の人は使うこともない。
このように不公平感が従業員にはある。
本来は全ての従業員に不公平なく均等に福利厚生を行わなければいけない。
しかし、現状は過去の制度をそのままにしているのでいつまでたっても不公平は解消されない。
経営者や担当者も従業員から直接不公平感を訴えてきたら気づくだろうが、従業員からは決して直訴しない。
なぜなら、もっと働きやすい職場に移ればいいから。
従業員は不満を言って職場の雰囲気を乱すよりも、職場の選択をする方が楽だから。
ボトムアップで職場改善されるケースは非常に少ない。
このことを一番理解しているのが従業員だから。
もし、その企業にとても重要な従業員だったらどうしますか?
あなたの企業にとって重要な従業員は、他に企業にとっても重要な従業員になる可能性は高い。
福利厚生が充実して働きやすい環境の職場にはこのような人たちが集まってくる。
一方で、時代に合わない福利厚生を見直さない企業は従業員の入れ替えを常に行わなければならない。
そこにコストがかかり、事業経営を圧迫しているのに気づいていない。
それらのコストを福利厚生の充実に回せば従業員の満足度が高まるはずなのに、見直さない理由を探したがる。
ぜひ、今の時代にどんな働きやすい環境を作れるのかを経営者は真剣に考えてほしい。
あなたの会社の福利厚生はもう古い!っていうことを。
福利厚生コンサルティングは
http://wealth-creation.co.jp/welfare-consulting/
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