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男性性と女性性。

前回の続きです。



合一の時代に切り替わったばかりの地球。


そこに住む私たち一人一人に今必要な「女性性」。


厳密には、女性性も男性性も皆等しくきちんと備わっています。

魂をそのまま視るのであれば、みんな「完璧」で「統合」された存在です。(これがmicro cosmos、小宇宙という意味でもあります。1人1人の中にmacro cosmos、宇宙が備わっているということ。)


ただ、これまでの私たちは長い事、それこそ13000年間、分離の道を歩んできました。

これはある視点から見ると拡大していく力、男性性の時代ともいえるのです。


ここで男性性と女性性の役割を大まかに。


女性性→ 感じる力・受け取る力・生み出す原動力となる部分・境界線のない世界


男性性→ 現実化(物質化)の力・区別する力・育む(形にする)力


お気づきの方もいるかもしれませんが、女性性ってスピリチュアリティー(霊性)の部分を大きく担っています。


目には見えないものですね。

それこそ人の心。目には見えません。

近年の「まず自分を愛そう」とかの流れも、ここにも繋がります。


分離・男性性の時代で重要視されたのは、物質的な豊かさ(貨幣制度なんかも)や、肩書、上下関係などなど。


これが今まさにボロボロに崩れてきてますよね。(コロナで最終スイッチが押された感じ)

だからこそ、ここにまだしがみついている人は、色々な意味でしんどくなってくるんです。心を病む人も増えると思います。


*愛の時代になっていく。


そうは言っても、まだこの地球では貨幣制度が一般的だし、ここまでつくられた目に見えるものが全て崩れているわけではないですよね。

本来は、男性性(現実化)の力って、ものすごい愛の力なんです。

例えば、愛する誰かがもっと生きやすくなるよう、例えば故郷の地球のため、受け取ったインスピレーション(女性性)を3次元で形にしてあげる。行動を起こしていく。それが男性性の力です。受け取っただけでは、この地球では特に何も変化がないですよね、今のところ。笑

だから、インスピレーションを行動に、形にしていく。それが男性性です。ものすごい愛の力ですよね。


これまでの分離の時代では、インスピレーション、受け取る力、女性性が少しないがしろにされてきた。

そのまま男性性の部分を発揮していくと、目に見えるもの、物質的な豊かさや人間社会で自分がどれだけの肩書や人気・価値があるか、というようなところが重視され、心の豊かさや魂の目的を見失ってしまう人が多かったのです。

その結果、もちろん争いも起こる。


この13000年の人類の歴史って、圧倒的な争いの歴史でもあります。


そして合一に切り替わった今、1人1人が自分の中の女性性をしっかりと思い出して、スピリチュアリティー(霊性)の中で行動(現実化・物質化)していく。


そこから生まれてくる世界は、地球や宇宙と共鳴した愛の世界です。



*男性性(宇宙)と女性性(地球)


人類が地球を、自然を、長い間痛めつけてきたのも、これが関係しています。

よく、宇宙は男性性、地球は女性性という話を聞いたことがあると思います。


ですがもう少し詳しく書くとすると、エネルギーの流れとしては、


女性性は宇宙に向かって大きく開いていく左回転のエネルギー。


男性性は地球に向かってピンポイントで注がれる右回転のエネルギー。


図にすると以下のような感じ。(この左回転右回転に関してはもっとマニアックに詳しい人多いと思います)


またアバウト。笑



女性性は宇宙に向かって開く、大きな器。

男性性は、地球に向かって注がれる大きな愛のエネルギーなんです。


その関係性で見ると、これまでの時代は、器がしっかりしていない、もろいって感じかな。


余談ですが、ご神託を降ろす役割に女性が多いのは、上記の理由だと思います。ユタさん(沖縄で神さまの言葉を降ろす女性)とか。受け取る力、感じる力。

一方、ご神事をやる役割に男性が多いのも同じ。神主さんとか。形にする力。現実化の役割。


男尊女卑という見方をする人もいるかもしれませんが、私は単純に役割の違いかと思います。



*土地への祈りが重要な訳。


女性性の時代というのは、その器の重要性を思い出すということ。

だから、器である地球、土地への祈り(感謝・鎮魂etc...)が今重要でもあるのです。

自然に還り、地球の一部である自分を思い出すこと。


そして個人レベルでも、自分の器、感じる力、受け取る力、スピリチュアリティーを思い出していく。


そんな流れかと思っております。




また書きますね!

では!

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