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気分の波、どう乗りこなす!?

ごあいさつ

こんにちは、Shioです!
記事を開いてくださりありがとうございます。

今回は、気分の波をどうやったら上手に乗りこなせるかについてお話していきます。(躁鬱や鬱じゃないけど気分の波に困っている方にも、ぜひ読んで貰いたい内容です!)

気分の波をなるべく小さく!

大前提として、わたしたちは人間ですから、感情の波自体を完全になくすことはできません。生きてたら、嬉しい・悲しい・ムカつく…いろんな感情が出てきますが、それは自然なことです。

大事なのは、感情をなくすことではなく、気分の波の幅をなるべく小さくすることなんです。

じゃあどうやったら、波の幅を小さくできるのか?私がやっている方法を一部紹介します。

1. 5つの時間を守る

まずは、規則正しい生活を送ること。これは基本中の基本で、そんなの知ってるよ!と思われるかもしれませんが、意外と出来てない人多いと思うんです。

そこで、わたしが主治医の先生に教えてもらった以下の5つの時間を、皆さんにも守ってみてほしいです↓↓↓


・起床時間
・朝食をとる時間
・活動開始時間
・一日で最後にとる食事の時間
・就寝時間


この5つの時間を毎日一定にすることで、病状が安定し気分の波を小さくすることに繋がるのだそうです。

わたしの場合は

5:30までに起床
7:00から運動(活動開始)
8:00朝食
17:30夕食
21:00までに就寝

というように決めて、生活をしております。日によって多少ズレてしまうこともありますが、基本的に早寝早起きや3食きちんと食べる、ということは習慣になっています。また朝に散歩をしたりカーテンを開けて日光を浴びることで体内時計がリセットされ、規則正しい生活を定着させることにも繋がるので非常にオススメです。

2.その日の気分を記録する習慣を

わたしがしていること二つ目は、自分のその日の気分を毎日記録することです。

まずは、自分の気分の状態をレベル①~⑤に分けてみます。

①THE・どん底鬱
②軽ーく鬱
③まあ普通、程よい、自然な状態
④軽い躁状態
⑤THE・やばい躁状態

そして、一日の最後に、今日はレベルいくつで過ごせたかを日記や手帳に記録します。

たとえば、何をするにもなんとなくやる気が出なくて、気分もすこし落ち気味だったかなあ〜、と思うなら②を。今日は上がりも下がりもせず通常運転だったなと思うなら③。久々に友だちとあそんだらちょっと羽目を外し過ぎたなあ〜、軽くハイになってたかなあ、と思うなら④を。


理想は、②〜④のあいだで日々過ごすように心がけることです。①のドン底鬱はあまりにも辛いですし、⑤のハイ状態はそのときは楽しいですが、あとで反動で鬱転へと繋がります。(*鬱転とは、普通の状態や躁状態から鬱へと転じることです)

そのために、今日はちょっと調子に乗りすぎて④になってたなと思ったなら、明日はテンションをセーブするようにしてなるべく③に戻すようにします。逆に、今日はなんか落ち込み気味で②だったぞ?と思ったなら、ちょっと気心知れた友だちと話したり、好きな曲を聴いたりして気分を上げて③に持っていけるように修正しましょう。今日が③だったなら、それをキープ!と思ってればOKです。

私はこれを半年以上続けていたら、あまり①や⑤にならずに、ほどよい状態で生活できるように、すこしずつなってきました。

3.コーピングをたくさん持っておく


皆さんはコーピングというものを聞いたことがありますか?コーピングの"cope"は「〜に対処する」という意味を持つ言葉で、コーピングというのは、ストレスに対処するための方法・手段のようなものです。

この、コーピングのレパートリーがたくさんあればあるほど、嫌な出来事が起きたとき、ストレスに対処するのが上手になり、いきなりズドーンっと気分が落ち込んだりするのを防ぐことができます。

コーピングは、必ずこれをしなければいけないといったものではなく、あなたが、「していて心地いいなあ、楽しいなあ、嫌なことを忘れられるなあ…」ということをすればよいのです。

たとえば、ランニングをして汗を流すとストレス解消になる人もいれば、アロマを焚いて香りに癒されると嫌なことを忘れられる、という人もいるでしょう。

私の場合は、ストレスへの対処として絵を描いたり、大声で歌ったり、筋トレしたりダンスしたり、あとめちゃくちゃムカつく時はひたすら枕でベッドをぶん殴ったりしますね(笑)

コーピングは、嫌なことを考えなくて済む状態に持っていければほんとうになんでもいいので、たとえば紙をひたすらくしゃくしゃにして捨てるでも、りんごの皮をひたすら細く長くむくでも、鏡に向かってひとりで思い切り変顔をするでも、なんでもいいです。ストレス発散になっているのなら、それは立派なコーピングです。

このようにして、鬱に陥るきっかけになるような出来事があった時でもすぐに気分を紛らわしたり、2でお話したレベル③に戻せるようにしておけば、ズドーンと落ちたりするリスクが減るんですね。

まとめ


以上、今回は気分の波を乗りこなす3つの方法をご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?

躁鬱の人だけでなく、鬱病のひとや、自分は気分の波が大きくて困るなあと感じているひとにもぜひ試してみていただきたい内容です。


最後に一言。マイナスな感情をゼロにする必要は、ありません。誰だって、落ち込んだりイラついたり、ときには泣きたくなったりするものです。だって、人間だもの。

ただ、ちょっとした心がけで、気分の波を小さくして、もうすこーし楽に暮らしていける術はあるよ!だから、絶望しすぎず口角上げてこ!ってことをみんなに伝えたいです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。また、おなじ地球上で生きるだれかのために、いい記事書きます。ともに生き延びようね。


Shio






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