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"休む"ということ②

2.心を休ませる


1の体を休ませるよりもすこし難しいと感じるかもしれません。でも、これも意外と単純です。わたしなりのココロの休ませ方を、ご紹介します。


わたしが心を休ませるときは、苦手なことや面倒なことは、なーんにもしません。家事も、日課にしている筋トレも朝の散歩もしません。

とにかく、じぶんの心にとって心地よいこと・じぶんの好きなこと・なんだか楽しいなって思えること・リラックスできること・安心できることだけをしましょう。

そういうことを、セカセカと急がないで、ゆーっくりと、してみてください。


それらはすべて、あなたの心にとって栄養になります。

植物に水をあげるように、心に栄養をあげるんです。

わたしのおすすめは、軽く外を散歩して季節を感じる、おうちでゆっくりお風呂に浸かる、近くの温泉に行ってみる、YouTubeなどを参考にしながらゆっくりストレッチをしてみる、赤ちゃんや動物など癒される動画を見る、など…。

あ、前にも紹介しましたがYouTubeの「お文具のアニメ」というチャンネルも、何も考えずにゴロゴロしながらぼけーっとみれて癒されるのでおすすめです。

ちなみにですがわたしの場合は、ひたすら大好きなゲーム三昧、近くの温泉に行ってサウナで汗をかく、自由に絵を描く、ウクレレで弾き語る、好きなアイドルの動画をみる…などなどです。


そして、皆さんにしてほしいのが、じぶんをひたすら褒めまくり、労るということです。「自分えらかった!」「自分めっちゃ頑張ったー」「つらかったね」「よくここまで耐えたね」「自分よしよし」「なでなで」

心の中で思ってもいい、声に出してみてもいい、紙に書き出してもいい。いくらやってもいいです。とにかく、じぶんを労わってあげてください。

あなたはそのくらい頑張ったんです。それぐらい、称えられ褒められる価値があるのです。だからじぶんをひたすら賞賛してください。

3.脳を休ませる


これはイメージしにくいんじゃないかなと思うのですが、やっぱり脳を休ませるのも、1番は「睡眠」をとることですね。

脳は眠っているあいだに、脳内の活発な物質交換が行われ、リフレッシュされるとされています。だから、眠りにつく前はモヤモヤしていた気分が、翌朝になるとスッキリしていたりするんですね。


眠ることができない状況でも、とりあえずいったん目を閉じてみる。イヤホンやイヤーマフをして音を聞こえなくする。外界からの情報をできるだけ遮断します。これだけでも、脳は休まるのだそうです。


そして、脳を休めたいときには、なるべくスマホはどこか遠くへ置いてSNSなどもいったん見るのをやめてみてください。テレビなども、つけないで。じぶんの中に入ってくる情報を減らします。情報が過多になると、脳は疲れるからです。


わたしは精神状態がよくないときにテレビの暗いニュースを見てしまうと、憂鬱感がどっと増してしまいます。なので、そういうときはテレビはあまりつけませんし、スマホでもニュースはチェックしていません。
でも、明らかに必要な情報は家族や周りの人から入ってくるから、意外とあまり問題ないです。

③うまく"休む"ことができない人へ


わたしが問題だと思っているのが、「うまく休むことができないひとたち」のことです。

言い換えると、心や体が限界に達しているのに自覚がない人や、「いや自分はまだ大丈夫」「休むのは甘えだ、かっこ悪いことだ」と思って休まないでいる人々のことです。

真面目な人や、完璧主義な人ほど、自分が今休むべきタイミングだということに気づきにくいです。

もちろん、「仕事の立場上どうしても休めないよー!」という人や、「この受験に人生かかってるんだ!休めん!」「だって、わたしが子どもの面倒見ないと!休んでる場合じゃないわ!」といった人がいっぱいいるのも分かってます。

それでも、わたしは声を大にして言いたい。


休めーーーーーーーーー!!!!!


ほんとうに、人間って意外に弱いんです、私たちが思っているよりもたぶん。強いストレスを限界まで我慢して、いったん心や体が壊れると、修復するのがほんっとうに大変なんです。


本で読んだことがあるのですが、「大抵の仕事は替えがきく」んです。全部じぶんで完璧にやろうとしないでほしいです。

休めないと思ってる方へ

例えばですが、こんな方法があるかもしれません。

◯仕事でほんとうに限界なら
・有給休暇をとって何日間か休む
・同僚に一部仕事を頼んでみる

◯受験勉強でもう限界なら
・「人生100年時代。浪人になってもたった1年なんて誤差だから大丈夫。」と考える
・「勉強したい内容が出来るなら、別にこの学校じゃなくてもよい」と考えて、志望校をもうすこし入りやすいところに変える

◯育児があまりにも限界なら
・パートナーや家族に協力をあおぐ
・保育園や、ベビーシッターさんに頼る


ともかく、限界になるまでやろうとしないで。じぶんひとりで、抱え込まないで。心や体が修復不可能になる前に、早い時点でじぶんの限界に気づいて、休んでほしい。そういうことなんです。

まとめ


人は、わたしたちが思っているよりも脆い。弱い。いちど心や体が壊れたら、治すのはとても大変だし、とっても苦しい状態がしばらく続いてしまうかもしれない…。

だから、じぶんの中のSOSに気づいたら、早めに休んでほしいです。

あなたの心と体の健康が、世界でいちばん大事です。



また、苦しむ人類のために記事を書きます。無理して生きてる人が、ひとりでも減りますように…。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


Shio


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