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仕事を潰す勇気

先日、私が請け負っていた開発案件のうちの一つを完成前にクローズさせました。

会社内のことなので詳しくは書けませんが、他部とのコミュニーション不足と、今回の案件は開発プロジェクトとしての当初の目的から大幅にズレていることを指摘し、やんわりと計画がストップする方向へ持っていきました。そして目論見通り、我々での開発自体が凍結となりました。

思うことは色々あるのですが、勇気を出して「この案件やめませんか?」と言えて良かったと思っています。

ただでさえ時間がない中、今まで書いたコードを無駄にするのはすごく嫌でしたし、リーダーを挟んでいるとはいえ他部の人に「なんでうちに投げたんですか?」的なことを訊くのは怖かったです。

反省しているのは提案を受けた際に二つ返事で承諾し、さらに要件定義が不十分なままコーディングに着手してしまったことです。私にとっては難易度高めな案件だったのですが、私はそういうものをやりたすぎて、ワクワクして先走ってしまいました。これは本当に良くなかった。

何であれ、まだ実績が乏しい、さらに経験を積める機会すら多くないのに、貴重な仕事を潰しました。

勇気を出せた経験と、エンジニアとしての技術習得の機会を逸した公開を胸に、次から頑張っていきたいと思います。

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