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珈琲日記 in ロンドン #4-時間を作ることについて

金曜日。1週間の終わり。今タームは、「毎週金曜にカフェ巡りをしよう!」と決めてロンドンのカフェを巡っている。今回はとあるベーカリー。しっとりしたシナモンロールがイチ押しらしく、ラテのお供に選んでみた。うーん。個人的にはサクサクなクロワッサンがよかったかな。でも美味しかった。

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カフェにかかる費用はコーヒーで2.5〜3ポンド、お菓子で2〜3ポンドで計6ポンド(約850円)ほど。安くはないから、時間を作って行こうと思わなければ行かない。課題や英語の思考停止をするのに敢えて、時間を作ってカフェに行く。

時間を作ること

その大切さを今週は物凄く感じていた。正直、留学で一番やるべきこと=大学の勉強なのが一般的だから、意識をしないとずっと「大学と寮の往復」で終わってしまう。だって、やるべきことは大学で大体完結してしまうのが留学なのだから。課題もそんなに易しくない。敢えて「今の時間は別のことに充てよう」と「時間を作る」ことをしないと気がつけば1日図書館にいたっていうことになってしまう。時間を作って、大学外に出てみることを今タームは大切にしようと思って動いている。

社会は大学と住むところだけで完結しない。

それは、日本にいた時から感じていた。でも、多くの大学生は、住むところと大学、強いて言うならバイト先だけで生活圏を完結してしまっている。大学生はとてもflexible に社会と関われる。それなのに勿体ない。生活圏を自分から狭めてしまっているから、社会問題や政治に関して興味が持ててないのではと思う。

カフェは、社会に目を向けるきっかけの一つと個人的に考えている。色んな人がいて色んなことをやっていることを見ることができる。たしかに、日本とは違ってカフェが生活の一部になっているヨーロッパだからかもしれない。

時間を作って、外に出てみる。そして、社会を感じ自分の世界観を広げていく。

それが今の日本の学生には足りてないと思う金曜日の珈琲日記だった。

#エッセイ #女子大生 #ロンドン #長期留学 #コーヒー #パン屋


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