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【サンタさん制度不要説】クリスマスプレゼント制度をやめた話

クリスマスはサンタさんが自分の欲しいものをくれる日。あなたはプレゼント配りおじいさんのことを何歳まで信じていましたか?あなたの子どもは信じていますか?

我が家はサンタさん制度を廃止しました。さらに、クリスマスに何かを買ってあげるプレゼント制度もフェイドアウトしました。

ええ?はああ?って思います?

長いものに巻かれない本音をnoteには書いているので、我が家の事例を紹介します。サンタさん制度とクリスマスプレゼント制度をやめた理由です。クリスマスムードをぶち壊すかもしれませんが、サンタさん制度に疑問を持つなら読み進めてください。

まずサンタさん制度です。

子どもが大きくなったからやめた

我が家の場合、サンタさん制度は保育園卒園の年を最後に終了しました。現在長男中1、次男小3です。

言い訳をすると、私がウソをつき続けることができなかったからです。ウソの上塗りがしんどい。子どもの質問攻めにうまく答えられなかったんです。サンタさん日本語読めるの?マンションにどうやって入ってくるの? え、なんて答えたら(ごまかしがヘタすぎる私)

子どもが大きくなるにつれて、苦しい言い訳が通用しなくなってきます。だまし続けている罪悪感。いや、無理だわってなって、子どもに相談しました。

私「サンタさんなしでいいかな?」
長男「いいよ!」
私「(え?いいの?)なんで?」
長男「サンタいないし、親だし」
私「!!」

このとき長男小1だったかな。。YouTubeを見たりGoogleの音声検索をしていたためか、真実をいつの間にか知っていたようです。

兄弟は3歳差なのでこのとき次男はまだ保育園児。長男あてのプレゼントがない年が数年続きました。お兄ちゃんのプレゼントがないことに、次男は不審がっていました。だから大きくなったらないんだな、と無言で伝えられた、と思います(長男が次男にばらした可能性もありますが)

これまでサンタさんが本当にいるのか疑問に思う気持ちと、私の不審な言動が結びついて子どもたちなりに納得したのだと思います。

サンタさんを信じているのは小学生までがほとんど。小3の次男によると、信じている子はけっこういるそうです。

「サンタさんいないの?!」というショックより「今までだましてたの!!」という親にだまし続けられていたというショックのほうが大きいかもしれません。

サンタさん制度をやめるには少しづつ動いてはどうでしょう。「サンタさんからプレゼントなかった?じゃあなんか買ってあげるよ」とか。子どもは意外と現実的です。欲しいものが手に入ったらいいのです。

ちなみに、我が家のサンタさんはクリスマスの早朝にベランダにプレゼントを置いておくスタイルでした。枕元においたら、どうやって入ってきたの?ふしんしゃ?と質問攻めされたからです。

サンタさんからのプレゼントに続き、親からのクリスマスプレゼントもやめました。

子どもがいらないというからやめた

クリスマスは特別なイベントですね。何にもしていないのに、なんだかごほうびのように欲しいものがもらえる特別な日です。

あなたは、自分の子どもにクリスマスプレゼントをあげていますか?サンタさんがあげるからなし?それともあげたいからあげてる?

我が家はサンタさんからと、私たち親からもプレゼントを用意していました。

でも、プレゼントはよろこんでくれるけど、すぐ飽きて遊ばなくなるし、本当に欲しかったのかな?って思いませんか?

ブロガーならわかるはず、ターゲットに向けた訴求をしますよね(話飛びすぎ!)明日の食事にも困る人に、Twitterのフォロワーを増やすための情報商材なんて訴求しても、欲しがるわけがない(何の話)

ターゲットの欲求を考えると答えはひとつ。まずターゲットをリサーチ。ターゲットは何が欲しいのか聞くのです。

私「なんか欲しいものある?」
子ども「うーん、○○かなあ」
私「そんなに欲しくない?」
子ども「買ってくれるなら欲しい」

「買ってくれるなら欲しい」これが答えです。これの意図は「そんなに欲しくない」

じゃあ、なくていいか~と子どもたちと相談の上、廃止しました。

完全になくなったらなんだかさみしいかもと思い、クリスマス用のバケツ?みたいなお菓子たっぷりセットをあげた年もありました。おもちゃはやめたのです。

物が増えすぎたからやめた

おもちゃってあっという間に増えませんか?買ってもらうタイミングって結構あります。

誕生日、クリスマス、おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさん、お盆、お正月、入学・卒業祝い、何かの賞を取ったとき、運動会・発表会がんばった記念、なんとなくイオンにいっておねだりされたとき

誕生日やクリスマスは特別なので、高額な商品を選びますよね。3,000円~とか。

我が家の場合ですと、クリスマスはサンタさん、親、おばあちゃん×2、おばさん。5つの高額プレゼントが一気にもらえました。一気に5つ!!

なんということでしょう。多すぎます。

さらにお正月は私の実家に帰るので、おじいちゃんおばあちゃんからお年玉プラス、おもちゃを買ってもらいました。

さらにさらに、長男は1月生まれ。クリスマス、お正月、誕生日と高額商品ゲットのチャンスが短期間に集中!!

さすがに、物欲がうすれた長男。おばあちゃんがなんか買ってあげるといっても「え~~いらん」っていうことが増えました。そもそも無理やりあげるのもおかしいです。

「買ってあげたい」というおばあちゃんの気持ちはよくわかります。でもほしいときに手に入れられる方がうれしい気持ちが大きいし、長く使ってくれます。

これまで大量のおもちゃを処分してきました。ちょっとしか遊ばなかったなというおもちゃはたくさんあって、しばしボーゼンとしたこともあります。子どもは成長とともにおもちゃで遊ばなくなります。子どもの興味は移り変わって当然です。

ちなみにここ数年の話、長男はおばあちゃんにニンテンドープリペイドカードを買ってもらいました(長男かしこだな)次男は工作が大好きなので、ガムテープ大量、カッターナイフ、厚紙とかを買ってもらってましたね。

いい子にしていなくても結局サンタさんはくる?

「いい子にしてないとサンタさんこないよ?」

こんな脅し文句を言っても、結局プレゼントをあげていませんか?

プレゼントをあげる側は、相手にあげるという行為だけで満足してしまいます。「あげときゃいいわ」っていう気持ちより、相手がほしいものをほしいタイミングでプレゼントできたほうがいいですよね。ゲームは発売日にやりたいさ。

相手のよろこぶ顔を想像して、プレゼントを選ぶときはとても楽しいです。何をあげるべきかわからないなら、送る相手のことを知りましょう。そもそも本当にほしいのかい?

我が家は誕生日プレゼントもいつの間にかなくなりました。誕生日だから!という口実をなくしました。欲しいものがあったら、事前に親と交渉します。

えー、変なの~つまんないクリスマス~と思われたかもしれません。

クリスマスはパーティー、ごちそう、家族からのプレゼント、サンタさんからのプレゼントを楽しみに待つ。これが普通です。

でも何をもって幸せ、楽しい、うれしいと感じるかは人それぞれです。幸せのかたちは人それぞれというやつです。

おしゃれなボールペンを買って感じる幸せは間違いで、車を買って感じる幸せは正しいなんて言えるのか?

ハ・ワン著 『今日も言い訳しながら生きてます』

幸せの大きさを比べることは無意味ですね。次男はラップの芯がに手に入っただけでめちゃよろこびます。

今年子どもたちにあげたものを思い返してみました。長男はスプラ3のソフト。次男は一番くじ5回。高額なものはこれくらいです。一番ほしいタイミングで買ってあげるとあげた方もうれしさ倍増です。

このnoteにひそむ本音は、常識にとらわれなくても「普通」に従わなくてもいいよ、です。

最後にめっちゃ余談。我が家はクリスマスにチキンもケーキもなしです。ケンタは大好きなので月1くらいで食べているし、子どもたちはケーキがあまり好きじゃないからです。12月24日は「チートデイ」とし、家族がそれぞれ勝手にしたいことをする日に設定しています。子どもがある程度大きくなったらおすすめです!去年のチートデイはこんな感じでした。長男はゲームとYouTube三昧(ひゃっほい)、次男は何か作る(ちらかし放題)、私はだらり(お母さん業休み)主人は仕事(すみません)全員で買い出しに行って、食べたいものを買い、あとは自由です。お風呂入らなくてもいいよ、というと子どもたちはなんかよろこびました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。Happy Holidays!

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