ドラマ【Believe-君にかける橋-】名台詞集
2024年4月期 テレビ朝日木曜ドラマ「Believe-君にかける橋-」より、心に残った台詞をまとめました。
*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。
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●名台詞集
第1話
夫婦には逃しちゃいけない瞬間があります
実刑判決となった夫・陸に会いに刑務所の面会に訪れた玲子。
陸に離婚届を見せ、自身が癌を患い早ければ余命1年ほどだと打ち明ける。
驚く陸に、玲子が言った言葉です。
見逃した変化や呑み込んだ言葉。
それらによって少しずつ、ほんの少しずつ、ボタンが掛け違えていって、すれ違っていってしまう。
後悔しても、取り戻せないことがある。
玲子役の天海祐希さんの表情も相まって、ぐっと胸に響いた台詞でした。
しがみついちゃだめかな?
刑務所の同室の受刑者に、刑務所に入ったくせに仕事にしがみついてださいと野次られた時に、陸が言った言葉です。
陸が仕事にかけてきたこと、熱い想いをもって仕事に取り組んでいたことが伝わってくる、シンプルでありながら力強い台詞でした。
存在を反省しろ
「存在を反省しろ」、すごい言葉でした…。
刑務所区長の林が、陸を呼び出し、恐ろしいほど冷たい表情で言った言葉です。
第7話
私は上を見て人を率いたい
自分の前で土下座をする磯田を見て、榛名が言った言葉です。
榛名にはまだ現時点では明かされていない怪しいバックグラウンドがありそうですが、この言葉には、上に立つものとしての志を感じました。
この関係が変わらないからこの事件は起きたんだ
証言をしてほしいという狩山に協力は出来ないと言った坂東。
従業員を抱える一企業の代表の立場として、坂東なりに苦渋で下した決断を狩山に伝えた時の、二人の会話です。
ここで狩山が最後に言った「俺はただの橋屋」の発言は、わかりあえないと線を引かれた坂東に対する決別の意と、自分が信じる正しさに向けて一人で闘う覚悟を決めた想いと孤独を感じるものでした。
第9話(最終話)
狩山さんは逃げなかったから
社長側についたように見せかけて、ずっと狩山の弁護士として動いていた秋澤。
なぜこんな自分を弁護するのかと狩山に聞かれ、答えた時の言葉です。
言いたいことを言え。声をあげろ。
管理官が狩山の口を塞ごうとした時、自身の進退を決意した黒木が、最後に狩山に言った言葉です。
これをあえて管理官の前で言った黒木。
狩山は、小さく一言、「ありがとう」と言い、歩き出しました。
目の前に川が流れていたなら橋を架ければいいんです
法廷で狩山が言った言葉です。
橋はただの構造物。それ以上でも以下でもない。
そこに川があるから、川で隔てられた土地と土地を、人と人を、繋ぐ必要があるから、橋は架けられる。
それ以上でも、以下でもない。
その橋が、誰かの魂胆により落とされた。
橋というものを通して語られたこの物語のテーマが、一番詰まった台詞でした。
彼らは頼まずして人を動かす人種です
刑務所に入った磯田が、面会に来た狩山との会話の中で言った言葉です。
この物語においては、結局政治家たちが罪に問われる描写はありませんでした。
磯田のこのシーンでのこの言葉、そして何の希望も持たないかのような表情が、すべてを重く語っているようで、印象に残りました。
日本の大企業を潰してはいけません。日本人が希望を失います。
面会で磯田が狩山に言った言葉です。
磯田は磯田なりの信念があり、そのためであれば手段を選ばなかった。
磯田をこうしてしまったのは、一体誰なのか。
問いかけるような台詞でした。
働くことは夢を捨てることです
面会で磯田が狩山に言った言葉です。
ラストに磯田にこの台詞を言わせた脚本と、この台詞をあのトーンで表情で言った小日向さんのお芝居が素晴らしかったです。
働くことは夢を捨てること。
磯田がそう口にするに至った彼の人生を、理解したくなりました。
橋は架かります。もう一度。
ラストシーンで、橋の再建に挑む狩山が現場で言った言葉です。
リスタートを切った狩山。
この物語のメッセージが詰まった終わり方でした。
以上、ドラマ「Believe-君にかける橋-」の名台詞集でした。
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