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0612 | ワーママクライシス

息子が手足口病に罹患した。

最初に発熱があったのは午後で、その日は会社を早退し、次の日から2日間の看護休暇を取得させてもらった。

復職したばかりで、仕事の感覚がやっと掴め始めて、よし!これからアクセルかけるぞぉぉぉぉ!
と言った時の、急ブレーキ。

ただでさえいい仕事もできてないのに、休みをたくさん使ってしまう、妙な申し訳なさ。

なかなか20代の時のような「なんでもがむしゃらにやってみる」ことも、30代に入って仕事の感覚が掴めてきて「要領よく色々こなしてみる」ことや「組織の中で頼られる存在になる」こともできずに、1人宙ぶらりんで浮いてしまってる感じが歯痒い。

多分みんなそんなに迷惑には感じてない。(むしろそこまで他人に興味ない)

でも何でかとても焦燥感を抱いてしまう。

「早く慣れなきゃ」
「早く役に立たなきゃ」
「早く今まで通りの働きを見せなきゃ」


昔よりも働く女性に優しい環境になったとは言え、求められる水準は上がったようにも感じる。

育児も、仕事も、女性であることも。


当たり前のように復職して、育児と仕事を全然両立させようと意気込んではいたけれど。自分だけで動けるわけではないからとても難しい。


キャリアと息子は天秤にはかけられないけれど、いつか、かっこいいママだと思ってもらえるくらいにはなりたい。それは決して仕事をしてなければ叶えられない夢ではないけど、今は地道に毎日一生懸命やるしかないんだろう。

休むたびに周りにペコペコして、申し訳ない気持や焦燥感を抱きながら日々仕事する毎日はなかなか胃がキリキリするけれど。

自分1人の時間もなく、毎日何かに追われるような日々だけど。


それでも自分の腕の中にいる、かわいいかわいい我が子の澄んだ瞳の中に、かっこいいママを映せるように。

やるっきゃない。

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