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脳腸肌口~都合のよい選択をする脳(無料記事)

40年間も治らなかったアトピー性皮膚炎を克服された村松香さんに「脳腸肌口」シリーズの記事を書いていただいています。

「脳腸肌口」
脳腸肌口~健やかな毎日を手にするきっかけ
脳腸肌口的セルフケア
脳腸肌口~都合のよい選択をする脳

突然ですが、気持ちや感情って、体のどこにあると思いますか? 心臓? 脳? 昔の人がよく言う虫の知らせを、どこで感じているのでしょうか? ストレスはどこで?
いろいろな答えがあると思いますが、私たちは、「全身を使って感じたことを、脳が処理していく」ということを知らず知らずに続けながら、日々、生きているのだと思います。

赤ちゃんのときから自分の意思とは関係なく選択することが多くあり、それが思考と行動になり、習慣化され、生活習慣となる。良い選択ができれば健康的な習慣となり、良くない選択が続くと生活習慣病を作ってしまう。

つまり、習慣や生活習慣とは、過去の選択・思考・行動がオートマチックに身についたもの、とも言えます。
身についた習慣を変えることは面倒なことです。だから、良くない習慣だったとしても、そこを見直し、変えるのは楽ではないし、自分を変えずにものごとを好転させたいと思うのが人間の性。

健康に気を使っている人が多いはずなのに、日本に生活習慣病が多いのは、脳のオートマチックな習慣が大きな要因ではないかと思います。

神学博士のシルベスタ・グラハム氏は「人々は病気になると、体の中に侵入してきた物質を、薬や治療で追い出すか、あるいは殺すかしてもらうことを期待する」と言っています。

不調から抜け出すには、自分の細胞の力が必要で、細胞の治癒力を目覚めさせるには、脳の使い方が重要なのです。
私の場合、アトピー性皮膚炎だった時代、まるで脳までアトピーという曖昧な思考状態になっていたようでした。
今よりも健康になりたい、不調から抜け出したいと願っているのであれば、自分を見つめ直してみることは価値があります。ぜひ時間をとって、自分を見つめ直してみてください。

早朝のブルーモーメントで細胞がスイッチオン

お日様が登る直前の陽の光には、ブルーモーメントと呼ばれる不思議なパワーを秘めた青色光が含まれています。この光は、全身の細胞を目覚めさせ、スイッチを入れる働きがあります。

また、目や皮膚の細胞は、このブルーモーメントを感知する受容体があり、ブルーモーメントを感知すると細胞や組織の成長・再生が活発になることが明らかになっています。

朝のブルーモーメント浴は動的な瞑想

こんなに素晴らしいブルーモーメントには、さらなるパワーがあります。早朝の空気を吸いながらブルーモーメントを浴びることで、心と頭(感情と思考)が浄化され、整っていくのです。
 脳腸肌口を実践し始めたある朝、主人が散歩に誘ってくれました。十二月の氷点下の世界。ステロイド薬をやめたリバウンドで肌が擦り切れ、破れて化膿しているところが洋服の繊維に触れるだけで痛く、散歩するなんて、とても痛い。「なんでこんなことをしているのだろう。どうして私が……」と心の中は文句でいっぱいでした。

でも、二か月が過ぎた頃、不思議なことが起きました。いつもと同じ道が、いつもと違って見えるのです。目に映る全てがキラキラと輝いて見えます。次の日も、次の日も! そして、文句だらけの私の心は、感謝でいっぱいに変わっていました。

「自分だけで頑張らなくていいんだ。自然の力を借りて、心と脳を整えることができるんだ」と実感したのです。

まさに動的な瞑想です。あなたも早朝のブルーモーメント浴を習慣にしませんか?

村松香

村松香さんは、自然療法とナチュラルハイジーンの栄養学を深く学び、40年間も治らなかったアトピー性皮膚炎を克服されました。
村松歯科医院内で食事のアドバイスを始め、甲府市の家庭学級講座、倫理法人会や、民間団体の主催するセミナーなどで講師を務めその傍ら、合同会社 村松歯科笑店を営み、健康イベント、リトリート体験会等も行っています。
https://www.muramatsu-shikashoten.com/



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