フォローしませんか?
シェア
名取老女とみちのくを旅する過去と未来
2024年6月11日 21:09
アサヒの神子伝説は、出羽・陸奥に多く伝わっていますが、特徴が歴史上の人物と関連づけられた話が多いこと。神子の由来の中に登場する地名について、気になっている所が仙台にあります。「梓神子の由来」(盲僧と盲巫の始祖伝承:石井正己著)より朝日(そうし)和歌神子について、「文禄3年7月10日高清水の丸田沢という所に和歌神子大神宮として現れた」とされ、朝日は千手観音の化身、仮に比久太郎の娘と出羽奥
2022年6月25日 14:45
福島県伊達市は、鎌倉時代に伊達郡の領地を与えられたために伊達氏と改姓したのが発祥の地域。「名取老女」の別名:旭神子を記す鐘が残されている大聖寺(桑折町)がある所です。伊達一帯は、水田や養蚕を主とする農家が多く、出羽へ続く小坂峠があります。江戸時代には養蚕が発展。また、塚野目古墳群が前方後円墳と推定され、大阪の陶邑窯跡群と同じ形状の須恵器が出土されています。全長約43mの前
2021年4月9日 09:19
貝田和歌神子(福島県梁川)と旭神子(宮城県北部~一関)の口寄せの口承を広めたのは、口シアの民俗学者ネフスキ―によるものでした。オシラサマ研究で初の東北の巫女を取り上げたとされ、この口承に「栗原郡(高清水)の旭神子」のことがありました。高清水の旭神子登米の寺池城を本拠としていた葛西氏に、朝日という姫君がいた。朝日姫は葛西氏の家臣で志津川城主の千葉大膳太夫の妻となったが、葛西氏が滅
2021年3月24日 15:04
ヘレンケラーも訪れた盲学校仙台市上杉(視覚支援学校:宮教育幼児教育機関)の視覚支援学校のすぐ裏手にあります。旧:宮城県立盲学校です。ここに朝日神社があります。旭神子が盲巫だったことに由来し、支援学校のそばに建てられたそうです。視覚支援学校の歴史は、昭和8年、口話教育法を採用。昭和10年、東9番丁第二女学校として成立。ここに、ヘレンケラーが二度も訪れています。※宮城県立視
2021年3月11日 08:58
広い霊場地だった志賀の岩蔵寺名取老女(旭神子)の生誕地が、岩沼の志賀の岩蔵寺と地元では伝わっている。この場所は、大きな霊場地だったことがわかりました。志賀は「江州志賀」の名称がそのまま志賀になったため、滋賀県が由来。本堂はなく薬師堂のみ残し、薬師堂内は平安後期の如来坐像との事。広い複合施設があり、岩沼と川崎を結ぶ街道にあり、入口の地名が「鳥居原」でした。山王権現社、不動