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【5月19日】なぜスノーボード「プロショップ」は量販店化しているのか ③ ≪対策≫

この記事は『名取崇史スノーボードリノベーションサークル』内で発行している記事を元にしています。
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◆ 対策①『戦略を練る』
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ビジネス的にある意味「弱者のプロショップ」が「強者の量販店」にどうやって対抗すればいいのか。これがまさに先日も話題にした「ランチェスター戦略」で。「弱者が強者に勝つ方法」という事でお話しました。
それとは別に、争いに巻き込まれない戦略という意味で「ブルーオーシャン戦略」というのもビジネス用語で有名ですよね。「レッドオーシャン=争いで血まみれの海」に行くのではなく、争いの無い「ブルーオーシャン=綺麗な海」を目指しましょうね。
ようはライバルの少ない商売をした方がいいという考え方なんですけど。最近では「ブルーオーシャン戦略もダメ!」という意見もあり。いくら綺麗な海を目指しても、後から来る人達(マネする人達)がいるから!みたいな事が言われ。
最近の流行りは「ブルーオーポンド戦略」なるものが出て来て。これは「海」じゃなくて「池」を目指そう!という考え。「ブルーポンド=綺麗な池」
大きな海だと後から参入してくる人がいる可能性があるので。他に誰でも入って来ることのできない「小さな池」でいいんだ。その代わり海に比べたら大きな会社にはなれないけど、それでも安全な場所で確実に経営した方がいい、という事。
大きな海に出て、釣れるか分からないマグロを求め他の漁船と争うのではなく。誰もいない小さな池で毎日確実に魚を採って生活した方が安心でしょ、という感じですかね。
なんにせよ、自分達がどう対策していくのかある程度練ってからはじめた方がいいですね。

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