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【5月23日】シャルマン火打スキー場との出会い ③ ≪1枚の張り紙≫

この記事は『名取崇史スノーボードリノベーションサークル』内で発行している記事を元にしています。
※記事の内容は引用やシェア・口外禁止です。


ここまでの流れをまとめますと。
高校を卒業してからアメリカ行きを決意し、肉体労働にあけくれ貯金をする毎日でしたが。アメリカ行きを断念した事をきっかけに、スノーボード熱が再び燃え上がる。
仕事を辞め上越国際スキー場へ向かい、毎日ひたすら滑る生活を送るが。運命の出会いで苗場のホテルで働き始め、色々学びながら夢のような日々を過ごすも時期が来たので営業終了。その後は雪を求めARAIスキー場へ行く。
というとことまでのお話しでした。

では、今日はARAIスキー場で滑り始めるところからのお話しになります。


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◆ ARAIスキー場での出会い
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3月末で苗場スキー場での仕事と別れをつげ、雪を求めARAIスキー場へ来た私は。上越国際スキー場の時と同じように車泊をしながら滑ると言う毎日を覚悟して4月からの生活をスタート。
その当時は、ゴンドラ中間駅の目の前にハーフパイプがあったんですよね。なので、朝からゴンドラに乗ってハーフパイプを滑って、フリーランしてみたいな感じだったんですけど。
確かARAIに移動してきて、2日目か3日目くらいだったと思うんですけど。その日も朝からゴンドラに乗に乗り込むと、他にも何人か同じようにハーフパイプ目的と思われるスノーボーダー達と乗り合わせになりまして。この時も私は1人だったので、なんとなくその人達の会話を聞いてたんです。
そしたら、

A「なんか、この近くにシャルマン火打って言うスキー場が出来たらしいんだよね」
B「へー」
A「しかもハーフパイプもあるらしいんだよ」
B「そーなんだ、今度行ってみようか」

そんな会話をしていまして。この時はまだシャルマン火打スキー場なんていう存在も知らなかったんですけど。「ハーフパイプがある」という言葉にピンと来まして。

「よし、行ってみよう」


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◆ なんなんだ、このスキー場は
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