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プレイヤーにならないと分からない事が沢山ある。

現在、名取崇史スノーボードオンラインサロンの方では、オンライン上でのコミュニケーションやライブ配信など活用しながら、スノーボードの事をみんなで考えています。
その一環として、私はいまでもオンラインサロンの方では(ほぼ)毎日記事をアップしています。(こちらのブログは更新少ないですが、、、)
そして、サロン内の記事で、これなら出せるかなというのを、たまーーーにこちらのブログにもアップしていますので。今日は1ケ月ほど前の6月23日に書いた記事の紹介です。
それではどうぞ。

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【6月23日】プレイヤーにならないと分からない事が沢山ある。

◆ タイガー・ウッズ VS ロジャーフェデラー

今日から読み始めたこちらの本が昨日の話題に少しかぶっているので、まだ途中ですけど少しだけ紹介。

RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる
デイビッド・エプスタイン

最初の章を抜粋しますと。「タイガー・ウッズ VS ロジャーフェデラー」というお話しからはじまります。
タイガー・ウッズは生後数ケ月で他の子供とは違う運動神経を持っているという事にお父さんが気づき。まだしゃべる事もできない頃からクラブの持ち方を教え徹底的にゴルフを仕込み世界の頂点に上りつめた。
一方、ロジャーフェデラーは、歩けるようになる頃にはボールを蹴るようになり、学校ではサッカー、その他にもスカッシュ、スキー、レスリング、水泳、バスケットボール、スケートボード、ハンドボール、卓球などなど、若い頃は沢山のスポーツをして楽しみ。13歳頃からテニスに興味を持ち、そこから本格的に練習を始め世界の頂点に立った。
まったく相反する子供時代を送った二通りのタイプですが。いったいどちらの方法で育った子供の方が世界を取るチャンスがあるのか?
これは、統計的に言うと後者のロジャー・フェデラーのタイプの方が確立が高いとの事で。一流の選手は12~15歳位からそのスポーツに打ち込んだというパターンが多いそうです。

昨日「若いうちからスポーツ漬けにしない方がいい。」というタイトルで記事を書いたばかりだったので、この本の始まり方にビックリしました。


◆ 日本では

日本は小さい頃からひとつのスポーツに打ち込む事が良しとされ。むしろ他のスポーツなんかやったら、体のバランスが悪くなるとか、本業がおろそかになる、みたいな事を言いますけど。
海外は基本的に高校や大学を卒業するまで2つ、3つスポーツを掛け持ちするのが当たり前で。それこそ専門的にひとつのスポーツに集中するのはプロになってからなんて場合もあります。

そしてこれが興味深い結果になっているのが。例えばサッカーなんかでも、高校生位までは日本が強いんですよね。でもワールドカップでは勝てません。という事なんです。
ようするに、18歳位までは他のスポーツもしながらサッカーをしている海外選手よりも、サッカーに全精力をそそいでる日本が強いけど。18歳過ぎると海外選手の方が上達するという話しなんです。
だからこの現実に対して警鐘を鳴らし「子供の頃はもっと色々な事をした方がいい」なんて言う人も出て来ています。
ただ、ここがまた難しいところで、少年クラブとしては経営をしていくために他のスポーツに行ってほしくないから。体のバランスが悪くなるとか、本業がおろそかになる、みたいな事を言って。他の競技に行かないようにしている、なんて話しもあります。
でも、タイガー・ウッズタイプで成功している人もいないわけではないので、実際にどちらがいいのか分かりませんが。私は色々な事を経験した方が良いと思います。


◆ 仕事では

これは仕事でも言える事であって。仕事の場合はフェデラータイプのように何でも幅広くやっていた方が絶対に良いと思います。おそらくタイガー・ウッズタイプはあまり上手く行かないと思います。
先日「副業」の話しも少ししましたし。私はこれまで沢山の仕事をしてきたので、自分がそうだったからというわけでもありませんが。経験にまさるものは無いです。
元々いろんな事に興味を持つタイプなので、頼まれたら何でもやってみるし。自分からやらせてくれと頼んでやる事もあります。
最近で言うと「藤沢炒麺」という屋台なんかは、自分から頼んで行く時もあります。だって、お祭りの的屋なんか普通できないじゃないですか?この中でやった事ある人何人います?

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(残念ながら今年のお祭りは中止でした、、、)

それがひとつの経験になり、また他でも生かせるわけで。経験した事が何のやくにもたたなかった、なんて事ないと思うんですよ。おそらく役に立たなかったなんて言う人は真剣にやってないからだと思います。
だから、一緒に仕事をしていると「この人は色々経験してきたんだろうな」「この人はこの仕事しか知らないんだろうな」というのがなんとなく分かります。そしたら大抵は色々な経験して来た人の方が仕事ができる場合が多いです。

まだ読んでいる途中ですが、おそらくさっき紹介した本は、副題が「知識の幅が最強の武器になる」というタイトルなので、そういう事を言いたいんだと思います。


◆ プレイヤーにならないと分からない事が沢山ある。

これも前に書きましたけど。やっぱりプレイヤーになった方が知識が広がり楽しさの幅も広がるんです。
だから私はこのオンラインサロンで、みんなにもスノーボードを作る側、ブームを起こす側になって楽しんでもらいたいという事なんです。
例えば、すごく好きなバンドのライブにそこそこ高いお金払って、ぐちゃぐちゃになりながら米粒位の大きさで見るよりも。
バックステージから見た方が楽しいよね、って話しです。
バックステージでは大変な事も多いと思います。でもそれだけの価値があるだろうし誰にも経験できない事ができる喜びもあります。
今年はFOSSIL SNOWBOARDの試乗会を手伝ってくれた方が何人かいましたけど。おそらく貸してもらう側よりも貸す側になった事で気づいた事が沢山あったと思います。
だから、プレイヤーになってみないと分からない事って沢山あるし。ずっと受け身でいるのではなく、積極的にトライする方が経験の幅を広げ、同時に人生の幅も広がると思います。

という事で、
積極的にプレイヤーになりましょう!!

では!


◆名取崇史スノーボードオンラインサロン入会案内
https://note.com/natori_snow/n/n8c9ee9f43923

◆FOSSIL SNOWBOARDコミュニティサロン入会案内https://note.com/natori_snow/n/nb327de3e5570

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