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再掲【詩】「いつかまた」

感情が一区切りをつけたのには気づいてる
悲しみだけで人は生きられないから
少しずつでも笑っていかなければ

新しい朝はいつだってこの街にも降りてくる
どれだけ夜の闇の中で震えていても
どれだけ不安に襲われて 身を縮こまらせても

いつかまた 君に逢えるかな
そう微かに思いながら ドアを開けて 外に出る
君と僕を包んだ光は 今は僕だけを包んでる
この静かな眩しさの中 世界は動いてる
それなら 僕もゆっくりと歩いていこう

いつかまた 君に逢いたいな
そうずっと思えるなら きっと君に 逢えるかな
君と僕が過ごした「時間」を これから僕だけが過ごしてく
この緩やかな流れの中 世界は目覚めてる
それなら 僕もゆっくりと歩いていこう

いつかまた 君に逢えるから
それまで 僕はゆっくりと歩いていこう

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