再掲【詩】「祈り」
そっと息を吐いた
そして空を見上げた
目の前に広がるその藍色は
まるであなたのその想いのよう
グラデーションが揺れている
だけど汚されることはない
きっと誰かがあなたを想ってるよ
あなたの想いに応えたいと
そっと目を閉じた
そして闇を迎えた
胸の奥に染み渡るその音色は
いつかあなたが歌ったメロディ
必ずあなたを待っている人がいる
あなたに微笑むために
だから心の中で泣くのはもうやめて
寂しさに震えなくてもいい
俯いてる心をあげて前を向いてごらんよ
そこにあなたを愛している人がいるよ
そこにあなたを包み込む優しさがあるよ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?