【詩】「always」
君を思うと切なくなるこの胸を君はまだ知らない
君と交わす言葉が何気ないものであればあるほど
僕は虚しさと見間違うほどの淋しさに捕らわれる
僕は驚きながら自分自身を見つめている
もう枯れ果てたはずの感情という名の木に
こんな想いが咲こうとしているのを
どんなものか分かれば苦労はしないだろう多分
だけど理性を弾き飛ばしそうになるこの気持ち
それはきっと僕にとっても必要なものなんだろうね
誰かが笑う街の中で僕も笑うことができる
そうなるためのささやかな起爆剤なんだろう
戸惑いながら迷いながらそれでも安心しながら
僕はずっと君を想いつづけよう
答えじゃない術(すべ)じゃないそれでも望みつづけよう
いつもずっと君を想いつづけることで
一人で生きていくことができないことは十分知っているよ
だけどドンキ・ホーテみたいに一人よがりに生きたくなる
こんな僕でも幻でもいいから慰めが欲しくなるんだ
誰かが暮らす街の中で僕も暮らすことができるように
そうなるためのささやかな道標なんだろうね
戸惑いながら迷いながらそれでも安心しながら
僕はずっと君を想いつづけよう
答えじゃない術じゃないそれでも望みつづけよう
いつもずっと君を想いつづけることは
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