【詩】「this blue」
バイオリズムは最悪
おまけに寝不足やストレスも重なればもうカンペキ不機嫌
目の前に美味しい果実がぶら下がってたとしても
ひょっとしたら手にとらないかもしれないね
そんでもって後悔を増やすんだろう
でもいつでも優しいフリができるほどできた僕じゃない
時々僕に降りかかるこのブルーな幕
幕が下りるたびにその色は濃くなっている
そしてその度に恋心も醒めたし
自分につけた傷の深さも僕が見るところ深くなってる
体内時計は滅茶苦茶
しかも仕事は忙しくなる一方だし人間関係も鬱陶しいからやっぱり不機嫌
目の前で誰かが飛び降りたそうにしてるのなら
ひょっとしたら蹴飛ばしちゃうかもしれないね
いつまでそれが妄想でおさまるんだろう
いつかは他人の血を見ることに喜ぶ僕もいるかもしれない
時折僕に降りかかるこのブルーな霧
霧がかかるたびにその色は深くなっている
そしてその度に感情は薄くなったし
見ることの少なくなった夢の続きは昏(くら)くなってる
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