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【詩】「もがく」

幸せになりたくて もがいてもがきまくろう

舌足らずな言葉でもどうにかして相手に伝えたい
怒らせてもいいから相手に確認したい
分からないくせに分かったふりで生きると
何もかもが崩れていくことを思い知ったから

涙は今はまだ流れないだけだから
いつもの僕の笑顔で君を見送ろう

詩をうたってしまうのはもう僕の人生の一部
そう言いきってもいいかなと最近思う
そのせいで感情が薄くなっちゃってると
自分で言い聞かせていたんだけど

なんでそう思ったんだろうね
どこにいても大きい声で笑い声をあげて
淋しくなったら僕を受け止めてくれる人に必死にすがったら
いいじゃない そう強く思う

強くなりたくて 愚かなぐらいにもがこう

涙は今はまだ流れないだけだから
いつもの僕の笑顔で君に手を振ろう

臆病で殻に閉じこもってしまう自分もある
「回り道ばかりしてるな」と連れにはよく言われる
考え過ぎちゃうぐらいに考えて空回りばっかしてる
これからもそんな自分はあるかもしれないけれど

「もうちょっと」相手の言葉が聞けるように
「もうちょっと」相手に言葉を言えるように
その繰り返しを大事にしていきたい
そう思えるようになったことも僕の成長

愛していたくて どうしようもなくもがいて
生きていたくて そのためにもがいてもがきまくろう

涙は今はまだ流れないだけだから
いつもの僕の笑顔で君にまた逢おう

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