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ネオコンが多用する「自由/民主主義を守るための戦争」「独裁・覇権主義」という言葉

ウクライナ・ロシア戦争

「チャンネル桜/ネオコンの白々しい言い訳」より
大高未貴氏が読み上げる「フォーりアフェアーズ」に寄稿したロバートケーガンの手記を以下に一部抜粋する


国益と自由世界擁護の間 、ウクライナとアメリカの国益、ウクライナの防衛もアメリカではなく自由主義の覇権を守ることが目的なのだ。
アメリカ、ウクライナに死活的に重要な利益を持っているとみなす。米議員たちの発言はウクライナが倒れればアメリカが直接脅威にさらわれさらされるという意味ではないと。関与しなければリベラルな世界秩序が脅かされるという 意味だと。アメリカ人は再び世界はより危険な場所になったとみなし 紛争と独裁に支配される時代に向かいつつあると見ているから、アメリカがこの世界の秩序を正すために頑張るんだとまだ言っているわけで、これで最後なんですけれども、1937年以降のフランクリン ルーズベルト大統領の 介入政策も国家安全保障上の脅威の高まりへの対応ではなかった。大統領は広く自由主義世界が破壊される恐れがあることを懸念していた。日独がアメリカにダメージを与えかねない状況になるずっと前から、ルーズベルトは日独に対峙する諸国に軍事物資を提供し盗賊国家にって。
「盗賊国家日独ですか?自由はね中東で何やってきた?、色々言い たいことありますけれども…」
民衆国家とのイデオロギー的連帯を示し アメリカは民主主義の兵器庫でなければならないと表明した。ドイツに対抗して大西洋に米海軍を配備し 太平洋でも日本の石油や軍事物資へのアクセスを段階的に遮断した。すごい正当化してますね

ネオコンなどが主導し、戦争が起こされてきたことが近年多くの人が知るところとなってきている。フォーリンアフェアーズ/ネオコンの主張を聞くと、戦争はアメリカに経済的なプラスがあるからと読者(米国国民)をなだめているように聞こえる。
戦争を未然にふさぐ為の方策や、紛争を早期に収束させるような思想は持ち合わせていないのがよくわかる。そのような発言は一切出てこないのだ。

戦争ありきであり、戦争せざるを得ない「悪」があるのだと強調するのだ。

翻って日本の保守と呼ばれる論客などにも、一方的な論理を展開し、対立をどちらかが100%悪であると誘導するものが多い。
感情的に悪を強調し、植え付け戦争を肯定する。なにより米国の軍需産業を儲けさせることを第一に考えているのではないかとさえ思えてくる。


自由と民主主義を守るためにと扇動しながら、独裁は悪とするが気を付けてほしい。独裁自体は体制の一形態に過ぎず、それ自体が悪ではない。独裁者の腐敗が悪なのだ。
自由民主主義というのは独裁的なグローバル企業に都合のいい形態であり、独裁者と呼ばれるリーダーが支配するか?資本力が強い利権が支配するか?の違いがあるだけで、腐敗した自由民主主義は非常に危険なのだ。

















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