安倍政権時に拉致被害者2人の一時帰国拒否という報道の読み方
この報道の読み方に注意。
【帰国意思の無い人】【北朝鮮に家族がいる】と過去に報道済み。
安倍政権時拉致被害者2人の一時帰国拒否との報道
「一時帰国の提案」が明らかになるのが初めてと言ってるだけで、田中実氏と金田龍光氏についての報道は過去にありました。
では、どういう事実があったか?
北朝鮮に家族が居り帰国意思の無い田中実・金田龍光両氏
2019年の報道時に既に田中実氏が拉致被害者として北朝鮮に居ることが判明しています。
北朝鮮は田中実氏について、最初は「入国していない」と説明していましたが、その説明を変更していたという経緯があります。
産経新聞の記事とされているものURL⇒https://www.sankei.com/smp/west/news/140902/wst1409020007-s.html
2:https://www.sankei.com/article/20140902-7DZXYBRIKJKLXGWQQTTDV5ES7A/
1:北朝鮮に家族が居る
2:帰国意思が無い
3:もともと日本への帰属意識が薄い?
こういう背景がある(3は不確定)二人だということ。
仮に「一時帰国」に応じていたらどうなっていたか?
北朝鮮の罠を回避した安倍政権が非難される謂れは無い
仮に「一時帰国」させた場合、北朝鮮側の家族が「日本に家族を奪われた」と言い出すでしょう。
それが無くとも、そもそも帰国意思が無い人の「一時帰国」なんて、「進展しました」のポーズでしかない。
要するに、単なる北朝鮮による罠であることが強く疑われるものであり、これに応じなかった安倍政権が非難される謂れは無い。
2014年のストックホルム合意=日朝政府間協議https://mofa.go.jp/mofaj/files/000040352.pdfhttps://jp
これにより北朝鮮が特別調査委員会を立ち上げることとなっており、実際に作られたが、北朝鮮側は1年をめどに終える調査を始め、数カ月で最初の報告をすると言ってたにもかかわらず、1年を経過しても報告が無かった。
今日の共同通信が報じている2014-2015年というのはそういう時期。
しかも、この特別調査委員会2016年に解体されたとされています。
北朝鮮は合意は破棄していないと日本政府が確認していたことが2018年に報道されているが…
このような経緯からは、北朝鮮の意図に関して不信な点があるとすべきであり、安倍政権の対応は当然じゃないでしょうか。
SNSでは早速「アベは拉致問題の解決を邪魔していた」「メンツにこだわった」「拉致問題について嘘をついていた」といったナラティブが生まれていますが、到底無理がある認識でしょう。
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