「なでしこジャパンが国家斉唱拒否!非国民!」への回答
サッカー女子日本代表のなでしこジャパン
彼女らは東京オリンピックの初戦であるカナダ戦で国歌斉唱をしなかった。
このとき、高倉監督は歌っていた。
黙唱という考え方もある。
自民党は感染対策のためにこの方法を採っていた。
で、スウェーデン戦は、なでしこの選手たちは歌っていた。チリ戦も歌っていた選手は居た。
大きな声では無いが、そもそも大きな声で歌うだけが歌唱ではない。
さて、ここまでの事実関係から言えること
1:「国歌斉唱拒否」ではない⇒「非国民が!」は的外れ
2:「感染対策のため」とすると不合理
3:「国民に注意を促すため」とすると、スウェーデン戦で歌っていたことやカナダ戦で高倉監督が歌っていたことと矛盾する
なぜ、サッカー女子日本代表選手がカナダ戦で歌っているものがいなかったのか、その理由は定かではない。全員が統一して歌わなかったことの理由を述べているような情報は、何もない。
上記の2や3だとしたら非合理的な理由だろう。
たまたま、歌う気分じゃなかったのかもしれない。
「歌わなければならない」というルールは無いが、サッカーの試合開始前の国歌演奏時には歌唱をするというのが一般的な慣習としては存在する。
もっとも、「国歌」という概念自体、明治期に輸入されたもの。
しかも「西洋音階」を採用している。
したがって
「なでしこジャパンが国家斉唱拒否!非国民!」
に対しては
お前の価値観を押し付けるな!ボケ!
ということになります。何か国歌や国歌斉唱に対してネガティブな感情があったわけではないのだから。
個人的には、歌ってほしい。
勝負所で校歌等を歌う環境に居たこともあり、その力は理解している。
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