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レジ袋学術会議はフェイクニュースなのか

バザップというフェイクニュース媒体がこの件で「ふぁくとちぇっく」してるんですが…

対象なのは大西会長のこの発言。

「総理は多様性を認め、政策に生かして」 日本学術会議・大西隆元会長が本紙に寄稿 2020年10月8日 06時00分 東京新聞

微細なプラスチック片が分解されずに海に滞留し、摂取した魚、さらに人に害を及ぼすから、プラスチックの利用を大幅に削減しようというキャンペーンが、レジバッグ有料化やマイバッグ携帯につながった。このきっかけの1つは学術会議が海外の学術会議と手を携えて行った提唱であった。

「微細なプラスチック片が…というキャンペーン」は、環境省の「プラスチック・スマート」キャンペーンと思われます。

これは平成31年のものです。

で、レジ袋有料化が決定されたのは令和元年12月27日

レジ袋学術会議ふぁくとちぇっく

バザップはなぜか【令和2年4月7日】の提言が関係しているとして扱っているんですが、そうだとすると大西元会長の言っていることは時系列てきに支離滅裂ということになるんですが、さすがにそうではないでしょう。

その点の検討をしていない時点で「ふぁくとちぇっく」の体をなしていません。

しかも、これは「学術会議が海外の学術会議と手を携えて」行った提唱でも何でもない。

本当にどうしようもないです。

レジ袋有料化につながった動きは、プラスチック廃棄物を削減しようという流れで出てきたもので、環境省の中央環境審議会で循環型社会形成推進基本計画が5年ごとに見直しされた結果、平成30年6月19日に第四次循環型社会形成推進基本計画が閣議決定されたことが重要でしょう。

大西元会長の東京新聞紙面上における発言は、こうした動きのどこかに日本学術会議側が絡んでいた、というようなものとしか読めず、その特定は困難。

日本学術会議のHPを見ても、それらしい「学術会議が海外の学術会議と手を携えて行った提唱」は見つけられず。
※追記:ありました。詳細は別途記事化します。

「日本学術会議がレジ袋有料化を提唱した」というのは直接的な関係では事実と異なるのかもしれませんが、少なくともその遠因を作ったということを学術会議の元会長が得意気に話しているということで、フェイクニュースだとしてもそれは大西元会長と「レジ袋有料化も学術会議の提唱がきっかけ」という見出しを作った東京新聞に責任があるという話です。

※追記:「提唱」との因果関係について記事化しました。

以上


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法的観点を含む社会問題についても、事実に基づき整理しています。