《時代に乗り遅れてませんか?》TikTokの基礎から企業向け活用方法まで
※この記事は2020/12/18に更新されました。
皆さんこんにちは!
先日TikTokで可愛い動物の動画を見ていたら、朝になっていました。
Natee編集部の高田 愛です!
2017年からものすごい勢いでTikTokが成長してきていますね。
「どーせ若者が遊びで使っているだけでしょ?」
「企業が活用するもんじゃない。」
と思った方は《時代に乗り遅れている》かもしれません。
若者が踊っているだけのSNSとも思われがちですが、TikTokはビジネスにうまく活用すれば、大きな力を発揮してくれる【最強のプラットフォーム】です!
そこで!今回の記事では
TikTokの公認MCNとしてZ世代・若者向けの広告を制作してきた実績のあるNateeの編集部が【TikTokの基本知識 ~ 企業の活用方法まで 】をわかりやすく解説していきます!
まだ知らない方も、本記事を読んでくださればTikTokについての理解が深まりますので少しの時間お付き合いください。
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TikTokとは
TikTokとは、中国ByteDance(バイトダンス)社が運営するモバイル向けのショートムービープラットフォーム。アプリ内の特殊効果を使った15秒から最大60秒のユニークな短尺動画を簡単に作成できる点が特徴で、現在ではエンターテイメント、ビジネスどちらの観点からも無視できない流行のサービスです。
- TikTokのミッション
TikTokのミッションは
人々の創造性を引き出し、喜びを提供することです。
公式サイトから引用
そして他のSNSと違って、クリエイターのフォロワー数に限らず優良なコンテンツを評価し適切なユーザーに届けることを大切にしているのです。
-TikTokのユーザー層
・国内月間アクティブユーザー数:950万人
2017年11月から急激にユーザー数を伸ばしてきたTikTokは
今後もっとも影響力のある購買層になる「Z世代」を含む10~20代の若者から圧倒的な支持を得ています。
参考:TikTok Continues Its Climb With 75 Million New Users in December, Up 275% From 2017
また、TikTokは2020年に世界で20億回ダウンロードを突破しました。
この数字は15億回ダウンロードから5ヶ月で達成されていて、TikTokは現在世界で最も幅広い人気を誇る動画共有アプリの一つとなっています。
また、TikTokはWhatsApp、Messengerに続いて、2014年以降にダウンロード数20億回を突破した最初のアプリです。
急成長の背景として、新型コロナウィルス流行の中で自宅で自分自身で楽しむ方法として利用する人が増加していることが挙げられます。
2020年1月~3月にTikTokは3億1500万回ダウンロードされ、この数字は全てのアプリの中で、四半期ダウンロード数の新記録になっています。
TikTokの4つの特徴
- 簡単な視聴や動画作成・投稿
TikTokが流行している理由の1つに、動画作成および投稿のハードルの低さがあります。
TikTok では、動画を作成する際にゼロから動画構成を考える必要はありません。すでにアプリ内に用意されている流行りの音楽やネタといったテンプレートの中から、自分が使いたいものを選択することができます。
また、撮影から編集まで全行程がアプリ内で完結し、動画の速度を変えたり肌を滑らかに修正したりと、様々な加工を簡単に施すことができます。
- TikTok特有の「マネする文化」
TikTok特有の「マネする文化」も流行の1つの要因。TikTokでは流行ったダンスや振り付け、口パクなどを真似する文化があります。
例えば倖田來未さんがカバーしたラッツ&スターの『め組のひと』がTikTokで大流行した時は、多くのユーザーが同じダンスの振り付けを用いた投稿を行い、その投稿数は40万件を越えました。
こうした流行によって倖田來未さんの『め組のひと』は2010年の発売にも関わらず、TikTok内で流行した2018年にLINE MUSICのデイリーランキングで1位を獲得するという現象が起きました。
この事例からわかるように、TikTokでは流行しているネタをマネする文化があるため動画にオリジナリティが求められることはあまりなく、他のユーザーの動画をマネながら自分なりの工夫を織り混ぜることで楽しむことができます。
参考:TikTokで話題の倖田來未「め組のひと」、高速アレンジされたTik Tokバージョンをリリース LINE MUSIC限定で配信決定
- 拡散力の高さ
TikTokは他のSNSと比べてコンテンツの拡散力が非常に高く、その理由の1つは『おすすめ』タイムライン表示。
TikTokのアプリ内で、現在流行している動画やAIが分析したユーザーの趣向に合った動画がユーザーのタイムラインにおすすめ動画として表示されます。
このAIのレコメンド機能が凄すぎて、本記事の筆者である私もTikTokを軽い気持ちで開いて、気づいたら1~2時間経っていたこともあります笑
それほど強力なレコメンド機能です。
他のSNSでは、自分がフォローしたコンテンツのみが表示されるため、タイムラインが固定化される傾向にあります。一方で、TikTokではついユーザーが見たくなるような動画がタイムラインに表示され、コミュニティの枠を超えて動画が閲覧されるのです。
高い拡散力のもう1つの要因は、ハッシュタグの存在。TikTokでは動画にハッシュタグをつけて投稿することができ、これによって現在流行しているネタが一目で分かり、流行ハッシュタグに沿った動画が多くのユーザーの目に触れ、拡散されていくのです。
参考:TikTokの拡散力を10代の人気TikTokerにインタビュー
- ユーザー目線で設計されたデザイン
①「縦型画面」を前提としたUI設計
TikTokではスマートフォンに最適化された「縦型画面」が基本であるため、スマホネイティブであるZ世代にはとても馴染みやすいです。
スマホを縦向きのみで使用するユーザーが32.6%いることもあり、完全視聴率も横型動画の約9倍にもなったそうです!
参照:縦型動画のメリットとは?タテに向いている動画の種類と事例
②受動的な情報収集が可能
TikTokのアプリ画面を起動すると、AIがそれぞれのユーザーに合うと判断した動画を「おすすめ動画」として流します。
ユーザーは各動画をスワイプすることで簡単に次の動画が視聴できます!
ユーザーが検索する手間を省くことでストレスなく視聴してもらえていて、
実際にユーザーの1日あたりの平均視聴時間は42分で、およそ160~180本の動画を視聴していることになります!
③ユーザーの邪魔をしない広告設計
TikTokはユーザーの動画視聴を可能な限り邪魔しない広告設計がなされています。スワイプすると広告が流れてくるので、他ユーザーの動画と広告が紛れて見えます。
ですので、ユーザーは無意識のうちに広告を視聴するのです!
TikTokの特徴まとめ
①簡単な視聴や動画左悪性・投稿
②TikTok特有の「マネする文化」
③拡散力の高さ
④ユーザー目線で設計されたデザイン
企業がTikTokを活用するメリットは?
- アプリ起動回数が多い
アプリの1日平均起動回数がTwitter15.5回に対して、TikTokは43.3回という驚異的な数字を持っています。
「暇つぶし」として多くのユーザーがスキマ時間に手軽に利用しているので、広告を目にする機会も多く、他のSNS媒体と比べて費用対効果が高くなる可能性があります!
- 他のSNSとの連携が可能
TikTokには他のSNSと簡単に連携できる機能が実装されていて、TikTok内に投稿した動画を簡単にInstagramやTwitterに投稿することができます!
TikTok内での拡散力はそれほどではありませんが、拡散性の高いTwitterと組み合わせることでリツイートなどにより多くの人にリーチすることが可能でしょう。
- インフルエンサーの影響力が強い
TikTokはZ世代を含む10~20代から圧倒的な支持を得ているため、インフルエンサーの影響力が他のSNS媒体よりも強いです。
そしてTikTokユーザーはインフルエンサーの影響を受けるだけでなく、自身もクリエイター となりUGC(User Generated Contents)を発信する傾向があるので、インフルエンサーの力を借りるSNSマーケティングと相性がよく、高い費用対効果が期待できます!
TikTok自体がコンテンツの質の向上やプラットフォームの活性化を図るためにインフルエンサーの育成に力を入れています。
具体的には
・インフルエンサーが収益をあげられるようサポート
・フォロワー増加やコンテンツ制作のサポート
などが行われました。
参考:TikTokが2019年クリエイター育成プログラムの開始を発表
- 若者への訴求がしやすい
先ほども紹介したように、TikTokのユーザー層は約7割をZ世代を含む10~20代の若者が占めています。
そんなTikTokを使えば、中高生など若者にダイレクトに訴求することができるでしょう。
また、TikTokのユーザーの7割を占めるZ世代を含む10~20代の若者はムーブメントを巻き起こす力を持っています。彼らにファンになってもらうことであなたの商品やサービスの認知度も向上するでしょう。
- 他のSNSと比べるとまだ競合が少ない
近年はSNSマーケティングを始める企業も多く、TwitterやInstagramなどはすでに運用している企業が多いです。
しかし、TikTokはTwitterやInstagramと比べるとまだ利用者が少ないことなどから企業からの施策としての優先順位が下がっているのです。
「やっぱりTikTokはユーザー数もTwitterとかと比べたら少ないし、マーケティングには向いてないんじゃん。」
と思った方!少しお待ち下さい。
まだ競合が少ない今のうちから始めて、ユーザーにファンになってもらうことができれば、TikTokの企業アカウントで地位を確立することができるのです。
企業がTikTokを活用するメリットまとめ
①アプリ起動回数が多い
②他のSNSとの連携が可能
③インフルエンサーの影響力が強い
④若者への訴求がしやすい
⑤他のSNSと比べるとまだ競合が少ない
《企業向け》TikTokの活用方法
企業のTikTokの活用方法は大きく分けて3つあります。それが
・インフルエンサーマーケティング
・TikTok広告
・TikTokキャンペーン
の3つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
- インフルエンサーマーケティング
先ほどもお話ししたように、TikTokではインフルエンサーの影響力がものすごく高いです。
TikTokには「TikToker」と呼ばれるインフルエンサーがいて、
中にはファンの数が100万人を超える人もいます!
彼らを起用することでZ世代を含む若者にアプローチすることができます。
- TikTok広告
TikTok広告には「起動画面型広告」「インフィード方広告」「タイアップ広告」の3種類があります。
TikTokの公式MCNとしてZ世代・若者向けの広告を制作してきた弊社が
TikTok広告について詳しく解説している記事はこちらになります!
関連記事
▶︎【まとめ】TikTok広告|特徴・配信方法・成功事例を解説!
- TikTokキャンペーン
自社商品や独自のキャラクター、音楽などを使って動画を作成し、特定のハッシュタグをつけてユーザーに投稿してもらいます!
誰でも簡単に投稿できるという特徴があり、「自分も発信したい!」というユーザーが多いTikTokでは多くのユーザーに参加してもらえる可能性があります。
TikTokの活用方法まとめ
①インフルエンサーマーケティング
②TikTok広告
③TikTokキャンペーン
関連記事
▶︎《最新版》インフルエンサーマーケティングとは|基礎知識編
▶︎【まとめ】TikTok広告|特徴・配信方法・成功事例を解説!
TikTokマーケティングの成功事例
ここまで読んでくださった方は、TikTokの特徴や活用法が理解できたと思いますが、
「でも本当にTikTokを活用して成功した企業があるの?」
「もっと具体的にTikTokで成功するためのコツも知りたい!」
このような悩みもあるのではないでしょうか?
そういった方のために
《まとめ7選》TikTokの成功事例|Z世代の心を掴むプロモーションとは
を解説しました。
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Nateeでは、「10~20代のインフルエンサーネットワーク」と「独自開発のデータ・アナリティクス・システム」を活用して、次世代を担う「若者」に特化したマーケティングを提供しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
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▶︎話を聞いてみたい!
【無料ダウンロード】ノウハウ資料
▶︎5大SNSを活用したプロモーション手法
▶︎Z世代を攻略!?新マーケティング手法とは?
まとめ|TikTokとは
TikTokはビジネスにうまく活用すれば、
大きな力を発揮してくれる【 最強のプラットフォーム 】です!
「若者が暇つぶしで利用しているだけのアプリ」という考え方は捨てて、プロモーションのために有効活用することを一度考えてみましょう。
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▶︎《まとめ7選》TikTokの成功事例|Z世代の心を掴むプロモーションとは
▶︎【まとめ】TikTok広告|特徴・配信方法・成功事例を解説!
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
参考: スマホアプリ『TikTok』のグローバルマーケティング戦略を学ぶ / Why is TikTok so popular? An investigation /
TikTokが世界最強のSNSとなる5つの理由