花言葉とダイエット

食べたいものを食べ、住みたいところに住めるくらいの糧は得るために適度に働きながら、夜中はお酒を飲み、昼にはお風呂に入ったりしながら相変わらずぼんやりと過ごしており、恋人と会うとき以外は宇宙のことばかりを考えている。

「永遠」など無い…と思えてしまう。けれど、気の遠くなるような、というか「気」とか「魂」とかが遥かに及ばない、永遠に近い時間の流れの中にいる。いや、その流れが続くことが永遠なのかも知れない。その中での、「今」という瞬間への愛おしさは、ものすごく大きなエネルギー。ヒトひとりの生命体は恒星ひとつの誕生と死に値する、知的生命体。
宇宙という天文物理学における永遠の概念と、人に与えられた信仰心における永遠の概念との交わり合いやぶつかり合いを、一生問い続けていきたい。だから、一生退屈しないと確信できた。B型は基本、退屈が嫌いだ(笑)

一生問い続けたいけれど、結局のところすべてのキーワードは「愛」なのだろうな。愛をさらに翻訳すると、「何も心配いらないよ。」や「恐れるな。私はあなたと共にいる。私の目にはあなたは高価で尊い。」なのだと思うけれど、それを信じ貫くのはとても容易なことではないので、やはり一生かかることだ。

− わたしたちは星の子。 星屑でできている。 
   わたしたちは、宇宙の一部だ。

2018年2月11日

ふたりで眠りにつく時、わたしに「いいこいいこ」する恋人の手がだんだん動かなくなって、そのあとだんだん重くなる。頭や顔の上に恋人の手が乗っかりながら、あー眠ったんだなって思うの好き。
あるいは、恋人の右手とわたしの左手を繋いでいるのだけど、彼はわたしより寝つきが良いので大抵先に眠り始め、わたしがあと少しだけiPhone触ろうとして繋いでいる左手を離すと、一瞬目覚めて「あれ?手どこ?」ってなって慌てて探す感じにするの、とても可愛くて好き。今日もありがとう。

昨夜は不思議だが、隣に眠る恋人とずっと違う悪い夢を見て、どちらかが起きては魘されてる方に声をかけ励ます、というのを繰り返した。それぞれ違う世界で戦って、帰って来て励まし合い、また旅立つ…。眠りの国の勇者たち。

2018年 2月12日

世の中的には、バレンタインデーという日付だ。けれどわたしは今撮影前の絶賛ダイエット中(ファスティングさえしている)で、甘やかなチョコレートに目を向けるゆとりが持てない。撮影用の明るいヘアカラーを施した美容室からの帰り、井の頭線に乗っていたら恋人からLINEが届いた。彼がその昔描いたという向日葵の絵と文章を受け取った。

ー 向日葵の色や形や存在感が、昔から好きです。 太陽のように明るい方向に向かっていきたい。 不器用でも下手くそでも逃げずに自分で描いて、太陽のように明るく生きていきたい。 花言葉はあなたへの気持ちそのものです。

- 花言葉 - 「私はあなただけを見つめる。」

バレンタインデー当日だと言うのに、自分のダイエットのことに夢中でチョコ1つ選んであげられない酷い彼女でごめんね。それなのに花言葉をありがとう。いつもいつもいつも、もらってばかりだね。

2018年2月14日

ダイエットは一応成功の範囲内に収まった。痩せたことでいつも恋人に掴まれるお腹のお肉がいなくなり「寂しいなぁ」なんて笑いながらも、昨夜はすごく長い前戯をわたしにしてくれたのにはきっと「頑張ったね」の労いの気持ちが込められているのだと思う。わたしも張り切って新しいお気に入りのナイトブラとショーツを披露。お互い忙しいけれど、束の間とても暖かい夜を過ごした。


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