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Fateと出会ってから10年近く経っていた。

先日劇場版Fate/Stay night[Heaven's Feel]第3章が公開されたわけだが、この機会に自分自身のFateを辿ってみようと思う。

実質の前編。ではいこう。


初めにEXTRAありき。

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PSPが全盛期だった頃だ。
あの頃からTwitterをやり始めていて、そこまでFateの存在は多少耳に挟んでいたけれども「コアなファンが多い現代ファンタジーものかなぁ」程度に捉えていたかな。

実際のところ、どういうきっかけで遊ぼうと思ったのかはちっとも覚えていない。武内崇社長の描く赤セイバーの立ち絵に興味が惹かれたのか、人狼仲間たちの中でRPに使われるFateキャラの存在が気になったのか……
あとやる夫スレの影響も大きいな。やる夫スレで度々セイバーやアーチャーやランサーが出てきたりしてキャラの風合い自体は大雑把に把握していた。

そんな中で赤セイバーの登場するPSPソフト、Fate/EXTRAが出てきたわけだ。一体どういうキャラだろうな?
疑問が湧き出た頃にはソフトを購入していたのである。

ネロを大好きになっていた。

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※上記のSSはFGOよりの引用です。あしからず。


まぁ作品自体は存分に楽しめた。記憶を失った主人公を操り、相棒のサーヴァントと共にトーナメントの聖杯戦争を勝ち残る物語。他者の願いを時には打ち砕いたり終わらせたり。残酷でビターだが味わいぶかい物語だなぁと体感。ゲームシステムのじゃんけんシステムもそこまで苦痛に思わなかったのも相性が良かったのだろう。

丹下桜さんが演じる赤セイバーもといネロ・クラウディウスが好きになっていたのも強いな。尊大でかわいい。ワダアルコさんの少女漫画めいたタッチで描かれたネロも大好きになっていたからな。グレート。
この頃そこまで歴史に詳しくなく、後年にローマ史を調べてネロの所業にええー……となるのは秘密。でもまぁ、史実のネロとFateのネロは別物だ。おっぱい。

この時点が2010年か……
その翌年2011年確か10月の秋クールから3ヶ月、インターバルを挟んで12年4月の春クールから3ヶ月、とあるアニメが放送されたわけだ。

奈須きのこ原案、虚淵玄執筆の『Fate/Zero』だ。
Fate/Stay nightで起きた第五次聖杯戦争、その始まりに至る前の第四次聖杯戦争を描いた物語だ。

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そこで、やつと出会ってしまうのである。

Zeroの関智一。

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これがいけなかったんだよなぁ。
私自身、昔からGガンダムがとても好きで、ドモン・カッシュのヒーローめいた熱血とその声に惚れ込んでいた部分があった。
それで? Fate/ZeroのCMが放送される中で知ってしまったんだよな……

アーチャー:ギルガメッシュ(CV関智一)だってことに。

えー! あの金ピカの声、関智一さんなのか! 思えばやる夫スレだとか人狼村のRPで姿を見かけることはあっても声を聞いたことがなかった。
私の中ではヒーローの役割しか印象にない関智一さんの悪役ボイス、王様めいたボイスなんてどういうものになるんだろう? 実際のところ王様傲慢なキャラってのはあまり好みではなかったが、関智一さんが演じるキャラとなれば話は別だ。興味が尽きずZeroアニメもしっかり見ることになったわけだ。

わぁ、すごい色気と演技力。

いっやぁーなんだあれは! アニメ自体のクオリティも高くて大満足であるが、あの高慢ちきの尊大で万夫不当の英雄王を演じるのが関智一さんだぞ! 
ドモン・カッシュの頃の熱血とは違い低く貫禄と威風のある美しいボイス! こんな演じ方があるというのか! 言峰綺礼リリィ(注:若年の意)に愉悦の在り方を教授する場面だとかたまらないね。まさか会話劇だけでこれだけの魅力を見せつける魔性があろうとは!

Zero自体も最高にダークで愉悦で虚淵玄全力全開の救いのほとんどない物語をやってくれて、その前に放送されたまどか☆マギカを含めて虚淵玄先生の物語にメロメロにされていた私は完全にFateの虜になってしまったわけだ。

……で、察しのいい人にはわかると思う。この次にあった作品は何か。

Fate/EXTRA CCC』。
EXTRAの続編が何度かの延期を経てついに発売されることになるんだが……

英雄王ギルガメッシュ、使用キャラとして参戦である。

関智一、再び。

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はー???????

こらこら待て待て、ラスボスに君臨するだろうはずの英雄王をなぜ連れて歩けるプレイアブルのサーヴァントになっているんだ?

Zeroで悲惨な目にあっていた桜の動向とかSNでどういうことが起きるのかでちょこちょこっと調べていて、間桐桜のことも猛烈に気になったりしたが、まぁ英雄王ですよ英雄王。金ピカ鎧のゴージャス王様。
さらにEXTRACCCのホームページで毎日更新される「英雄王とお話しよう!」のコーナー、毎日不安定な通信で英雄王相手の理不尽なおしゃべりトークをフルボイスで楽しめてしまう。

こんな体験されてはCCC買わないわけにはいかないだろう。ズブズブにFateに沈んでいくのであった。

CCCでFateの出会いと別れに泣かされる。

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Fateとは出会いと別れの物語。
終わりがあるから始まりがあり、出会いがあるから別れもいつか必ず訪れる。

今作ではそれを容赦なく思い知らされてしまった……
前作から大好きになっていたネロを一番最初に選んで、ピッチリスーツの花嫁衣装にGガンダムからの性癖を植え付けられていた私はまたもや盛り上がったり楽しんだりしてしまい、一周目をクリアする。二週目の隠されたCCCルートもそのままネロで突貫するわけだが……

別れは必ず訪れる。
EXTRAで出会ったネロと、CCCでは必ず別れなければならないのだ。

ある意味で門出であるし、最高の結末に違いないんだが、ここで丹下桜さんの演技に完全に打ちのめされたのだった。あの台詞とあの声は、今思い出しても心に響く。
人の記憶力で一番残りやすいのは嗅覚で、その次に聴覚だとどこかで聞いたが、あの声で私の記憶に立派な傷と楔を打ち込んでくれてしまったのであるネロは。

無銘ルートも進んで玉藻ルートも進んで、それぞれのCCCルートもやり通してついに英雄王ギルガメッシュルート。まるで違う物語になりそうなそれを、手綱を締めるようにうまく制御された物語でこれまた見事に語っていくし、他のキャラクターとはまるで違う「結末と問答」を与えられるのだが、これは各人で知ってもらいたい。最もシンプルで原初の在り方に近いギルガメッシュとの冒険と旅路は、間違いなく愉しみそのものであったからね。

兎にも角にも私は、奈須きのこの織り成す出会いと別れの物語に、メロメロに魅了されてしまっていたのであった。
空の境界とかそこらへんに手を出し始めたのもこの時期だったかな。

そしてStayNightに溺れてしまう。

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次のFateでは、Zeroを制作したUfotableによるFate/Stay night本編の第2ルート[UBW]の制作発表が行われたりした。相変わらずの最高の作画だったり物語だなぁと楽しんだり、Staynight本編をスマホで遊んだりといろいろしていて、ついにあれが来てしまう。

2014年8月、FateProject関連情報発表。
Fate/Stay night第3ルート、[Heaven's Feel]の制作発表だ。

CCCの桜の原典的な物語を劇場三部作でやるだって! わぁお、見に行けるか定かじゃあないけれど期待を大にして待とう。そういう気持ちでいっぱいだったが……うん、その後に、あれが来るわけだ。

Fate/Grand Orderだ。

FGO。

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思えばこれまでにソシャゲなぞやるつもりもなかったわけだ。
イラストなんてWeb検索してしまえば見つかるしダウンロードできるわけだし、あんなもののために数千円や数万円かけて手に入るか入らないかわからないギャンブルを、それも金銭として帰ってこない掛け捨て型のハイリスクローリターンの搾り取りのソシャゲをやる意味なぞありゃしないだろう。そういう気持ちであった。

UBWの放送中にもCMが流れていたりしたっけかな。7騎の見知らぬサーヴァントの紹介だったり。あのインドっぽい褐色の青年はCCCカルナのライバルたるアルジュナでは!?だとか巨大な大男がZeroのライダーイスカンダルの名前を出したり。

そこまでだったらまだ我慢できたかもしれんが、ヤバい存在がいた。
ランサー、スカサハだ。

お前の理想の具現化が手に入るのだぞ。

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紫のピッチリスーツで真紅の武器で華麗に戦う女戦士。
おいおい、私がTRPGで持ちキャラにしていたキャラを、より完璧な姿にして再現されたようなキャラが出てきたぞ! しかもFateでだ! あのFateのソシャゲでだぞ!! しかもCVが能登麻美子さんだぞ! 最高!

脳内のイメージを盗まれたとかそういうレベルじゃあなくて、脳内のイメージをプロが完璧な仕事で私以上に再現して見事な芸術として昇華して具現化してしまったような、二言も言えないような究極の完成形がそこにあったのである。
これは全員に対する特攻じゃない、私自身の性癖と理想をど直球で貫き穿つような最高で最強の一撃を食らわされてしまったのである。

そんなわけでHFルートの士郎が正義の味方をやめて桜の味方になったように、私はソシャゲを始めることにしてしまったわけだ。

ネロ手に入らなかったらFGO引退する!

元々すごく飽きっぽい私だ。特にソシャゲなんて毛嫌いしていたものであるし、初期のFGOはとにかくひどかった。

キャッシュにデータが保存されてるから本体再起動したら消えるだとか、10分で1AP回復するのに40APで手に入る経験値アイテムがしょぼすぎてレベルマックスまで一年近くかかりそうだとか、そもそもレベル上限アップアイテムが未実装のキャラがいるとか、もっさりしたモーションとスピードでストレスしか感じないとか、ガチャで星5レア5%と謳っているのはキャラクターであるサーヴァント1%と装備である礼装4%排出を足してごっちゃにしている景品表示法違反のだめすぎるガチャとか。

ともかくまぁ、モチベーションメチャクチャ低かった気はするが、ある目標が決まっていた。
2章まで進めてネロ・クラウディウスが手に入らなかったら引退しよう』だ。

具体的に説明しよう。ゲーム開始時に本編が1部序章から2章セプテム編まで実装されていたのだが、その中に「星4セイバー:ネロ・クラウディウス」が登場していたのである。EXTRAの赤セイバーその人だ。

なるほどこれはほしい!とは思いつつも彼女は2章セプテムのストーリークリア限定出現サーヴァントであり、リセットマラソンと呼ばれるアプリ削除と再ダウンロードで無償で試行を繰り返して入手する手段では手に入らない。ガチャでしか手に入らないのだ。
世には修行僧と呼ばれる人がいて、本編開始から2章クリアまでを十数時間?(ここは正確な記憶がないが)突貫プレイして、手に入った石でガチャを回してネロ・クラウディウスを入手できなかったら、アプリを削除してまた本編開始からやり直すというような行為を行う者までいた。

私は本来飽きっぽい人間だ。
そんな修行僧みたいなこともしないし、面倒くさい。
FGOの評判の悪さも合わさって定めた目標が『2章まで進めてネロ・クラウディウスが手に入らなかったら引退しよう』であったのだ。

そんなこんなで初手ガチャ一発目で星3レアのライダー牛若丸を手に入れて、フレンドの極まって強いルーラージャンヌ(修行僧の如く地獄の種火マラソンとレベル上限解放の易さで強くなりやすい超タフネスキャラ)を借りて、シナリオを走る!走る!

正直初期のシナリオも褒められたものでもなく、突然だがワイバーンだ!を乗り越えてざくざくざくっと進んでいく。これで手に入らなかったら時間の無駄ってことで笑ってしまおう。そんなこんなで2章セプテムをクリアして、ガチャに突入する。石はおよそ120個で、当時は40個で10連が1回できる仕様だったから30連分だ。

当時の私は調べていなかったし景品表示法違反のガチャ出現リストから読み取ることもできなかったが、何のピックアップもされていないガチャで決まった星4サーヴァントを引き当てる確率は、おそらく0.3%を下回っていたんじゃないかと思う。もっと下かもしれない。
まぁ引退する可能性のほうがはるかに高かったわけだが。

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運命を引いてしまったのである。
FOOOOOOO!!

Fate/Stay nightでもEXTRAでも見知った顔であるアーチャーことエミヤと、念願の赤セイバーネロ・クラウディウスの両方を引いてしまったのである。初期のエミヤは性能が足りないにも程があったけども。
あり得なかった再会をしてしまって、運命の歯車は狂ってしまった。

FGO引退するのをやめます!

引退はなくなった。ここから地獄へと足を踏み入れてしまうことになってしまうわけだ。

全然レベルあがらなくてクソゲー!だとか種火周回クソゲー!とかピースモニュメント(レベル上限開放アイテム)がまともに手に入らなくてこのゲーム開発したディライトワークスまともなテストプレイしてないだろクソゲー!だとか不平不満を言いながらダラダラやってて、ギルガメッシュピックアップが来ちゃったわけだ。

こんなゲームに課金する価値なんてあるのか!? メチャクチャ自問自答した上で、もうこれっきりの課金だと思い慣れないitunesカードを購入してチャリーンとお金を入れて、ガチャをぐるぐる回して手に入ったのが、星5バーサーカー、ヴラド3世。見事にすり抜けてしまったのであった。
あの頃のモチベーションの下がり方、課金もっとしようかと思って踏みとどまった記憶。そういうのでないまぜになりつつ血の涙を流してストップだ。まぁヴラド公も育てりゃそこそこ使えるし強いだろうっての持続したり。

そして後日にやってきた赤セイバーピックアップ。なるほど面白そうだなと思って戯れにまわしてみる。ガチャの金色演出に金セイバー、ガハハ勝ったな!

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星5セイバー、アルトリア・ペンドラゴン。
Fate/Stay nightの士郎が持つサーヴァントセイバーであり、メインヒロインだ。

あの時にはびっくらこいたものだった。
Fateシリーズの顔でもある彼女を引けたのは心境的にもよかったし、満足のいくものであった。モチベーションも上がって成長もさせたりして、追加実装された本編3章のちょっと向上したシナリオの良さだとか体感しながら訪れた2015年11月、ついに奴が訪れた。星5ランサー、スカサハ。

我が理想の体現、具現化されたイコン!
これを引かねば意味がないと思いつつまわしたが出ず、この時は課金しないまま諦めてフレンドのを借りながらあースカサハスカサハ……と念仏のように唱える日々が続いて正月を迎えたりして、来てしまう。
正月ピックアップにスカサハ再び。

よもやFGOみたいなひどいゲームで福袋なんてコラ画像に決まってると思っていたら本当に実装されて驚いたりしつつ、スカサハガチャに挑む。
まずはもらっていた呼符(無料でガチャ1回引けるチケット)で回すのだが。

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……

うっそー!?

呼符十数枚でスカサハ3体!? ナンデ!? ニンジャナンデ!?
運命はここに定まってしまった!!

もはやここからは有頂天の祭りとなってしまい、その美しさと現環境でも最強の威力を誇る宝具ゲイボルグ・オルタナティブの強さとで完全に虜になったのだ。ああ、美しい。

そろそろFGO語りを終わりにしよう。2016年の2月14日に、あれが来てしまった。
星5セイバー ネロ・クラウディウス[ブライド]だ。

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嫁王、嫁ネロ、白ネロ! EXTRACCCでのピッチリ白スーツのネロが満を持しての実装だった。
いや違う、唐突な登場で叫んだのだった。

あの別れを迎えた彼女と再会できる喜びに満たされていたし、引かなければならない覚悟が芽生えてしまった。要は無駄遣いの極意だ。
結果は比較的微課金の領域、諭吉さんに頑張ってもらって引けたが、あの時は嬉しかったものよ。Zeroを見るきっかけになったギルガメッシュについても後年になってようやく手に入った嬉しみがあった。

お気づきだろう。もうFateにズブズブに沈みきっているのであった。

毎日朝起きたらFGOを起動してログインするし、1800日以上続いた今でも持続している。ソシャゲに持っていかれた時間は数知れず。お金は我慢と辛抱で微課金を貫きつつ。5年もやり続けている。
そこから後のFGO履歴については別記事に書くとしよう。FGOをやってる最中にあれも来てしまったからな。

Fate/Stay night[Heaven’s feel]の映画第一章公開だ。

Fateが我が一部になっていた。

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我慢強すぎる間桐桜と正義の味方に憧れる衛宮士郎の愛と、聖杯戦争の真実に迫る闇の深い物語だ。Fate/Stay nightの最終ルートにふさわしい結末を迎えるわけになるが……つい先日その完結編を迎えてしまった。

その感動は後日追加で記事にもするかもしれないが、特に印象に深かったのが言峰綺礼神父の存在だ。
だってFate/Zeroの彼の若い姿を見ていたものだから、HFにおいて彼の終着点を見ることができるのは、その時の流れをリアルタイムで味わったのとほぼ同義だ。

Fate/Zeroが2011年、劇場版Fate/HFが2020年。足掛け9年というのは作中でのZeroからSN経過までの経過年数10年とほぼ近い。

私はいつの間にか、言峰綺礼のような時の経過を追体験してしまっていた。
Fateという作品を10年近く愛してしまった自分がそこにいたのであった。

これからもFateを愛し続けてしまうかもしれない。

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FGOも5周年を迎えている。世界と時を巡る壮大な聖杯探索の物語も佳境を迎えつつあるし、これからも盛り上がっていくだろう。

思えばここに語り尽くせない要素は山程ある。Fate/EXTELLAであったり、Fate/Apocryphaのアニメ化やFate/Strange FakeであったりFate/RequiemであったりFate/EXTRA Last Encoreであったり。
そのたびに過去の思い出やらシリーズへの愛をつつかれて、プレイや体験を容赦なく味合わされるのだろうなぁ……

まぁそれはそれで、楽しいぞ。これからも現代歴史怪奇譚SFファンタジーというごたまぜなFateという物語を満喫してしまうのであろう。是非興味を持った人はアニメを見るなりゲームを遊ぶなりで、どうかこの壮大で愛のある出会いと別れの物語を体感してほしい。

だけどFate/EXTRAはPSPのゲームだから今遊ぶのは難しいだろうなぁ、なにせ10年前だし……

っと、そういえばEXTRA10周年で、新しく設立されたBBStudioから何かしらの発表があるんだったな。どれどれ。

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どうやら私のFateの旅路は、終わらないらしい。

また会おう。

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