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効果的なキャッチコピーの法則

「ザ・コピーライティング」(ジョン・ケープルズ著)を読んだので自分に使えそうなところだけのメモ。
私はライター職をやっているので、「どんな見出しにすれば記事を読まれるのかな?」を学びたくて買いました。このnoteもその視点でのメモになります。

本の内容自体は広告業界に携わっている人や広告デザイナー、コピーライターの人には使えるノウハウがたっぷり詰まっているのでおすすめです。特に「制作した広告を使って売り上げや問い合わせを伸ばしたい!」という人には多くの部分が参考になるかも。

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書店に並んでいる本を見ていると、“DaiGoおすすめ!”の帯のものが多いこと多いこと…きっと売れるんでしょうね。
かく言う私もDaiGo信者でして、YouTubeでこの本をご紹介されていたのが購入のきっかけでした(笑)

「僕のビジネスの大部分はこの本のおかげといっても過言ではないです」(うろ覚え)とか言われたら気になっちゃうじゃないですか。
それでは本編となるメモ書きへ。

効果的な見出しのパターン4つ

1.得になること
読み手、適切なターゲットに「得になること」が伝えられている広告はつよい。


「難聴の方々がささやき声まで聞こえるようになります」
「私に5日ください。魅力的な性格に変えてみせます」

2.新情報があること
見出しを「ご紹介」や「発表」、「新」「ついに」「いよいよ」など、発表のニュアンスがある言葉で始めるとよい。


「おしらせ 新講座開講、今後5年以内に独立したい方へ」
「お知らせします、在宅ワークで稼ぐ新しい仕組み」

3.好奇心をかきたてること
問題提起をして読み手に語り掛ける、「XXを使ったらXXになりました」など変化のエピソードを載せるなど。
ただ、好奇心型は、成功しなかった例も多数存在するとのこと。


女性2人が男性1人にエスコートされて通りを歩いているヴィジュアルとともに「この絵のどこが変でしょうか?」

4.手っ取り早く簡単な方法
「こうして私はひと晩で記憶力をアップしました」

上記の4点に加えて大事なのは信頼性。「5日ください」「一晩で」のように具体的な数字を入れられると信頼性がアップする。

「得になること」と「新情報」は最強パターン

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「自分のやりたいことや欲しいものを手に入れる方法を学びたい」という人間の本質が極端に変わらない限り、『○○する方法』のような見出しは効果を発揮し続ける。(確かによく見るし、見たくなるよね)

「新情報」型も同じ。人は新しいもの、変わったもの、より良いものを求め続けるはず。その性質が失われない限り、効果の薄れない見出しの型となる。

キャッチコピーを書く時の心構えメモ

・どんなに芸術的でセンスが良くても、見られなければ意味がない。
・小学生でも理解できるようなわかりやすい言葉で書く。
・好奇心型を使う時は好奇心をかき立てるだけで終わらないように。「得」や「新情報」を混ぜるとよい。
・熱量を入れるには、「友達に手紙を書くような」気持ちで書くとよい
・何案も考えて精査する。時間をおいて読み直してみるのも◎

【ぼやき】ゲーム紹介における「得」ってなに

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ここからは個人的なぼやき。私はゲームの紹介メディアのライターで、新作ゲームのレビューだったり新しいゲームのニュース情報を届けたりするわけだけど、読む人にとっての「得」って一体何なんだろうなと悩んでいます。

ゲームの開発会社という立ち位置なら、買ってもらうことがゴールになるけどゲームの紹介メディアっていう立ち位置だと、「買うかどうかを決めるのに必要な情報があるか?」っていうのがゴールになるのかな。

となると、ゲームを買うにあたってどういうことを基準にする人が多いのかっていうのを知らないといけないよなー。調査データとかどっかに公開されてるのか調べてみよう。

データのありかを知ってる人は教えてください!
また、「あなたがゲームを買う(新たに始める)時の基準」もぜひ聞かせてください(`・ω・´)

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