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スクラムチーム立ち上げ

MVP記事でチームビルディングのハナシを出したので、それの続きとして軽く書いてみることにしました。


Voicyでもスクラムを採用しており、アジャイルな開発を日頃研究中です。
開発組織全体でも一定期間ごとに見直しを行なっており、今回リードしたチームにおいてもチームビルディングを行いました。

タックマンモデルはご存知でしょうか。

心理学者のブルース・W・タックマンが1965年に提唱した、組織の成長の段階を示したモデルです。 具体的にはチームを形成した後、混乱や対立など、さまざまな段階を経ることで理想的な組織へと成長するというものになります。

こんなヤツ

(画像は https://motifyhr.jp/blog/onboarding/tuckman-model/ からお借りしました)

成長段階なので、当たり前ですが一番左から始まります。
つまり形成期ですね。

余談ですが、ボク自身スクラムの経験が豊富だったわけではなかったので、書籍をいくつか読みどうリードしたら良いか、結構もがきました。

アジャイル開発宣言にあるマインドをすぐにインストールできるのが理想ですが、その場合ボトムアップとトップダウンの両サイドから組織改革を行わないとならないし、基礎がない中そんな大きなことをやってしまうと資金の乏しいスタートアップではすぐに息切れしてしまいます。


ので、まずはスクラムのマインドを開発チームにインストールしよう!ということで、スクラムガイドを一人で読んでこんな絵を描きました。
スクラムガイドに定義されている各イベントには何があるか、このイベント同士はどのような関係があるのか、その関係は各イベントのどのようなアウトプットとインプットで成り立つのか。
そしてこれらをどのようなイテレーションで動かすとより良いインクリメントを生みだせるのか。

こんな絵を書いてボクはこんなふうに捉えていますと宣言した上で、
チーム全員でのスクラムガイドの輪読会を実施しました。
ちなみにVoicyでは私がリードした機能開発チーム以外もあり、別のチームでも輪読会をしていたのでそのままパクりました笑

スクラムガイドの輪読会のポイントは以下

  • 抽象的表現で言葉で書かれている言葉はボクらではどのように理解できるか

    • 三本柱(透明性、検査、適応)

    • 価値基準(確約、勇気、集中、公開、尊敬)

輪読会自体についてはまた別記事で詳しく。

おわりに

開発組織全体でアジャイルにやっていこう!手法としてはスクラムを採用しよう!と意思決定を行っていたので、メンバーの姿勢は前のめりであったためこの点はかなり楽だったのかなと思います。
という状況はおいておいても、一人でみんなを巻き込んでいくに当たってはここで行った図示や輪読会はとても価値があったので参考にしていただけると良いかもしれません。

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