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去年の自作キーボードデビューのその後

これはVoicy Advent Calendar 2023の4日目の記事です。 こんにちは。服と猫とスプラトゥーンが好きな、なだまるです。 ちょうど一年前あたりに、自作キーボードデビューをした記事をアドベントカレンダーで書いていたので、その後どうしているのかなどをつらつら書いてみようかと思っています。 去年の記事はこちら 去年作ったこのキーボードは使っているのかこれ。しっかり使っています。 一時期会社にもっていったりもしていましたが、いまは自宅専用機のひとつです。 素

    • Developers Summit 2023 Summer でVoicyの開発組織について話してきました

      先日開催された Developers Summit 2023 Summer で、Voicyの開発組織について登壇してきました。公募 CFP 枠です。 内容は、3年前、去年、いまのVoicyの開発組織の変遷と、この変遷における考えがどういうものであったか。また、組織の変遷とともに、アーキテクチャ選択をどう捉え、どのようにしてきているかを話しました。 概要をざっっっくりと 自分たちの事業の特性上、投資すべき場所も決定しづらい。 また、事業モデルを見通すことが難しいために、アー

      • プロダクト開発における不確実性にはどんなものがあり、どんなふうに向き合えば良いのか

        エンジニアリング組織論は、技術組織がどのように働くか、どのように最大の価値を提供するかについての理論と実践的な知見を提供します。この分野の洞察力は、プロダクト開発における不確実性に直面する際に特に役立ちます。不確実性はプロジェクトのリスクを増大させ、目標達成を阻害する可能性があります。しかし、適切な理解と戦略により、不確実性を最小限に抑え、成功への道筋を確立することができます。 プロダクト開発における不確実性の種類 プロダクト開発における不確実性は多岐にわたり、次のような

        • 向きあうものがプロジェクトであるか、プロダクトであるか

          アイテムを作成するための努力には多くの選択肢がありますが、最も一般的な二つのアプローチはプロジェクト開発とプロダクト開発です。これらは類似していますが、核心的に異なる要素を持つため、開発プロセスにおける不確実性とどのように対処するかを理解することが重要です。 プロジェクト開発とは何か?プロジェクト開発は、特定の目標または結果を達成するために一連の活動を組織するプロセスです。このアプローチでは、明確な終了日が設定され、その終了日までに特定の成果物が完成することが期待されます。

        去年の自作キーボードデビューのその後

        • Developers Summit 2023 Summer でVoicyの開発組織について話してきました

        • プロダクト開発における不確実性にはどんなものがあり、どんなふうに向き合えば良いのか

        • 向きあうものがプロジェクトであるか、プロダクトであるか

          スクラムチーム立ち上げ

          MVP記事でチームビルディングのハナシを出したので、それの続きとして軽く書いてみることにしました。 Voicyでもスクラムを採用しており、アジャイルな開発を日頃研究中です。 開発組織全体でも一定期間ごとに見直しを行なっており、今回リードしたチームにおいてもチームビルディングを行いました。 タックマンモデルはご存知でしょうか。 心理学者のブルース・W・タックマンが1965年に提唱した、組織の成長の段階を示したモデルです。 具体的にはチームを形成した後、混乱や対立など、さま

          スクラムチーム立ち上げ

          Voicyの2023.1QでのMVPを受賞したよ

          いきなりなんですが、先月の5月8日にVoicyのFY23 2Qのキックオフが行われ、その場でFY23の1QのMVPに選出していただきました✨ ちなみにVoicyの会計年度は2月〜翌年1月なので、今回のは2023.02~2023.04の期間が対象になります。 (書くのが6月になってしまったのはご愛嬌で笑) Voicyではいろんな表彰のタイミングがあるんですが、キックオフでの表彰が一番規模と期間が大きい表彰になってます。 2020年7月に入社して以来、キックオフでの表彰は初め

          Voicyの2023.1QでのMVPを受賞したよ

          機能開発の優先度判断も狩野さん手伝ってもらおう

          はじめにこんにちは。 Voicyでバックエンドエンジニアをしているなだまるです。 最近は機能開発チームのリードをしたり、その中でスクラムマスターとして活動したりなどしています。 今回の記事は、ちょっと前の 「Featureチームのアジャイル開発の軌跡」の続編です(前回はこちらの記事) これなに?品質管理などの話で登場する狩野モデルによる品質分類を、機能(フィーチャ)の優先度基準にも流用する方法をちょっとだけ知られます。 狩野モデルってなんだっけ?Wikipediaによると

          機能開発の優先度判断も狩野さん手伝ってもらおう