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点数は、コントロールできる

オンラインサロン ナットク (1,000円/月)
https://yoor.jp/door/terakoya_nattoku
にて以前掲載した文章の一部を少し改変して。


タイプA社会が作るとこうなるか、という一つの例として現在も存在する学校(や会社)について考えます。
(タイプA、タイプBについては以下の記事を参照)
https://note.com/nat_toku/n/nd42069baaff1

点数によって児童・生徒・学生(や従業員)を序列化する(順序をつける)道具として、試験が利用されることが多いです。
どんどん数字を利用して比較することで競争を促します。さすがのA社会。

本来、試験は「受験者がどれくらい理解できたかを出題者(あるいは受験者自身)が把握して今後の営みの参考にするもの、という位置付けのはずです(未確認)が、どうもこういった本来の利用目的は忘れ去られ、序列化の道具として当たり前のように利用されています。
(本来的な意味で言えば、「試験勉強」という概念は生まれないはずで、これを当たり前のように出題者側までが連呼するということは、本来の試験の意味を出題者側も認知していないことの証左と言えましょう。)

ナットクはある時から、教員として出題者側の立場に立つことで給料を得てきました。
この辺の事情を、守秘義務を逸脱しない範囲で述べてみようというわけです。

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