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OFFICE TOSHIKI NASU/感覚を研ぎ澄ませてみても良いのでは?

こんにちは。
今日は穏やかな気候ですね。
風が気持ち良いです。

さて、最近の寒暖差ですが皆さん体調はいかがでしょうか?
私は気圧の変化で頭痛が出ることも目が痛くなることもあります。
今回の記事はそんな気象の変化と体調不良について書きました。
詳細を書く時間が足らないので触りだけ書いています。

これまで気象の変化で体調を崩す人に対して、気のせいだと言う人が多かったように思います。

私は学生の頃に鍼灸治療 内経気象学入門―現代に甦る黄帝内経による気象医学という本を読んで気象と体調が深く関係していることを知りましたが気象や月齢(月の満ち欠け)と病気の関係は深いものです。

だから台風が来そうになると自律神経が乱れたり、発熱したり、頭痛や体調不良になったりします。実際に倦怠感や気分の落ち込みも気象が影響するのです。

ただそれらは目に見えるものではないため気づきにくい。しかし、これまでにも書いてきましたが、目に見えるものだけが正しいわけではないのです。
自分の感覚を信じてください。
そして、そのことに対してどうするか考えることが人間には備わっているのです。

前回の記事で紹介しましたが、よく見て、よく聞いて、わかることはとても大切ですから、体の変化を見る(しみ、吹き出物、汗、唾、髪質、糞尿など)、よく聞く(東洋医学でいえば声や咳などの音、そしてにおい)、そして自分の身体をわかる(理解する)。

なぜ自分の感覚が大切かというと、医者はあなたではないし最新医療機器が正しい答えを出してくれるとは限らないからです。

例えば気象予報士が雨が降らないと言ったとしても、鳥が低空飛行をしていれば雨が降る可能性があります。それは先人の知恵ですよね。

この自分の感覚を忘れてしまうと本来備わっているものがどんどん鈍くなってしまいます。
だから自分のことをよく観察すること。

ミクロネシアの伝統的な航海術で使われるスターコンパスは星の位置で方位を32にわけ頭の中にコンパスを描くそうです。
そのことを写真家の石川直樹さんがコラムに書いていたのを覚えていて、日本ではマタギも同じように地図やコンパスを持たないといいます。

これらに似た話を養老孟司さん、C•Wニコルさんが対談していたので後日紹介させてください。

昨日の話ですが「兄は呼吸器内科医ですが東洋医学が嫌いです」という話を聞きました。

どうやら母親からのストレスで梅核気を患っているようでしたが、それにより専門を呼吸器にしたのだろうと話していました。

その喉の奥の詰まりが何によるものか医学的に分からなかったから、目に見えないものだから東洋医学は信じられない。

世の中はそんな理屈で成り立っているのだろうか。
現代人に足らないことは理に還ることだと思います。

そろそろ自分の感覚を信じても良いのではないでしょうか。

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