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学習習慣は習慣ではない

どうも、成す塾、塾長のなすくんです。
今日、塾の英語の授業中に生徒が
「うわ〜ゴスペルだぁ!」と言っていたので、
「ゴスペルって賛美歌? そんな難しい単語出てきた?」って聞くと
「いや、スペルミスです。日本語で誤字って言うじゃないですか!」と言われて
「なるほど! 誤スペルか!」 と危うく納得しかけました(笑)
(日本語と英語混じってんじゃね〜か!)

今日は学習習慣について話していきたいと思います。

よく学習習慣を身につけるのが大切って言われますよね? 学校や塾でも学習習慣を身につけるために宿題が出たり、毎日一時間勉強しましょう!という手紙が届いたりします。

ちなみに、習慣って言葉の意味は知っていますか? 

「習慣」
同じ状況のもとで繰り返された行動が、状況に応じて安定化し、自動化されて遂行される場合をさしていう。(コトバンク調べ)

習慣って自動化されてることらしいんですが。

でも人間なんで、自動的に動くってことはないので。

例えば、貧乏ゆすりを僕はしちゃいます。
それは自動的にしてる気がしますが、これは習慣というよりは癖ですよね?
なので僕なりに、習慣について新しい定義をしたいと思います。


習慣とは自動化ではなく
やるときに心理的抵抗が一切ないこと。


心理的抵抗が無くなることが、僕なりの習慣の定義です。だから、スマホを見ていて、ついついゲームをしちゃうとか、毎日TikTokを見ちゃうとか。これが習慣です。 

歯を磨くとき、うわぁ〜歯を磨くのか〜という人はあんまりいないですよね? なんの抵抗も無く磨きますよね? これが習慣です。

勉強が習慣になってる人って、ほとんどいないと思うんですよね。僕の定義では。


なんで、そう思うかって言うと、めちゃくちゃ勉強を頑張っていた中学3年生でも、受験が終わると勉強しなくなるからです。歯磨きで、よし、歯科検診も終わったし、歯磨きはやめよう! とかないじゃないですか!

ちゃんとした習慣(心理的抵抗が一切ない)はそのまま続けられるんです。でも、勉強は習慣じゃないのでそのまま続けられない。

じゃあ、受験勉強を頑張った中学3年生は、受験を終えるまで、どうやって勉強を毎日続けられたのでしょうか……

その方法はいろいろあります。
目標を強烈に意識するとか
勉強する環境に身を置くとか
好きな子と同じ高校に行きたいと思うとか

だから、学習習慣を作るために〇〇をやる!
とかはあまり意味なくて、心理的抵抗がある作業は、やる理由がなくなったら2秒で終わります。

というわけで、目標と環境が大切だよ〜って話なんですが、長い教師生活の中で、たま〜に(200人に一人くらい)受験が終わっても勉強し続ける人がいます。

そういう子供は、なぜそんなことができるかというと、勉強が楽しくなってるからです。
僕が担任していた生徒が、受験の後もすごい勉強してたから話を聞いてみると
「おれ、めっちゃ勉強サボってたんですけど、高校入試の、ために勉強してたら、わかるようになってきて、わかるとめっちゃ楽しいじゃないですか! 早く言ってくださいよ!」
「言ってたよ! お前が聞いてなかっただけだろ!」
みたいな会話をしたんですが、勉強ができるようになってきて、初めて楽しさがわかるんです。そして、その成長過程ってめっちゃ楽しいんです。

僕も中学生のときに塾に入って、一番下のクラスから一番上のクラスまで1年くらいで一気に駆け上がったんですが、そのときの勉強はめちゃくちゃ楽しかった! そこで頑張れたから、今、先生という仕事ができているのだと思います。


話がそれましたが、勉強が楽しくなるなんて、200人いて1人くらいだよ〜
それ以外の人はつまらなくても、頑張ってやってるんだよ〜
それを継続するには、やっぱり環境しかないんじゃないかな? 
目標の強烈さだけでなんとかなるもんかな? 
人ってそんなに強いかな?

学習習慣が、身につくと、自然と毎日勉強するようになるなんて、幻想ですよ! ってお話でした〜

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ではでは!


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