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伝統とは何か

どうも成す塾、塾長の那須信寛です。
今日のテーマは伝統です!

全然教育と関係ないじゃんと思われるかもしれませんが、最後に関係する予定!
ぜひ最後まで、お読みください!


伝統だから残そう!
伝統を守ろう!
伝統を後世に伝えよう!

そういう行為はとても素晴らしいと思います。
これまでの日本で培われて、受け継がれてきたものを未来に繋げていく、素晴らしいことだと思います。

でも、伝統が素晴らしいという考え方よりも、素晴らしいことだから受け継がれて、伝統として残った、という考え方が自然だと感じます。

だから、僕は、伝統だから残そうという考え方には違和感を覚えてしまいます。

伝統はあくまで結果です。昔できた素晴らしいものを素晴らしいから受け継いできて、その連続が伝統となる。

でも、だからこそ、伝統って守っていかなければいけない。

なぜなら、今、目を向けられることが少ない伝統も、素晴らしいからのこってきたわけで。


それを今の価値観と合わないから、という理由で無くしてしまったら、二度と再生できない。

もちろん、似たようなものを真似て作ることはできるかもしれないが、1000年以上受け継がれてきた、みたいな伝統はその時に途絶える。

例えば
法隆寺の人気がなくなって、人が来なくなって、それで、法隆寺いらなくない?って思って、アンケートなんて取ったりして、解体が決定してしまったら、日本最古の木造建築物が失われてしまう、、、

何をもって価値があるかを判断するのは難しい。
ただ
「伝統だから続ける」も
「いらなくなったから無くす」も
どちらも間違っていて、この伝統を守っていく未来と、これまで何故残って来たのかという過去を整理して、きちんと議論をした方が良い。


なんとなくで続けている伝統には価値が無いと思うし、一見、なんの意味もなさそうな伝統でも、何十年、何百年と残っているものには必ず何かしらの価値がある。

例えば、今、年賀状をやめる人が増えているという話だが、僕は5年くらい前から、年賀状はやめていた。なんの意味があるか分からなかったからだ。辞める理由なんていくらでもあった。

でも、今年から年賀状を再開した。人と人との繋がりの大切さに気づいたから。
公務員を辞めて、バーテンダーをやったり、塾を始めるときに、いろんな人から助けられて支えられて、そして僕も、支える側に回ることもあって、そうやって、社会が成り立ってることに、ようやく気づいたんです。
公務員を続けていたら、一生気づかなかったと思います。

伝統に価値が無いように見えてしまっても、それは見ている人が、価値を知らないだけ……
ということもよくあると思うんです。

ここから教育の話です。

学校教育でプログラミングが始まり
タブレットを使った授業が始まり
古文漢文より、お金の勉強をやった方がいい、という話が出てきたり

これまでの教育を変えようという動きが出てきています(他の業界と比べるとめっちゃ遅いけど)

でも、新しいことをする前に、やるべきことが全然できてない。まずやるべきことは、これまでやってきたことを見直すこと。


英、数、国、理、社、実技教科……

これら一つ一つを学習する意味とは。なぜ、この教科なのか、なぜずっと続いて来たのか。
これらを、考えて整理して、時代に合わなくなって来たものは修正して……

それから新しい教育について考えていく必要があります。なぜ小学校で、英語をやるのか。なぜこれまでやってこなかったのか。なぜプログラミングを学ぶ必要があるのか。

そういうことを、教育に関わる全ての人は、僕は考える必要があると思っています。


これを読んでいただいて、私は関係ないなぁ〜

と思った方は多いと思うのですが、教育に関わる人というのは、生徒も保護者も入ります。僕の中で。

そして、その教育を受けて育つのは、生徒でありお子様です。

その一人一人がちゃんと、成長する教育が行われているのか。
学校に、全て任せるのではなく、全部批判するのでもなく、こどもにとってどんな意味があるのかを考えていく必要がある。


そこで受けた教育は、その子の人生の一部になっていくのだから。

成す塾では1ヶ月の無料体験授業やってます。

また、3/24、4/14の16:30〜一時間程度、無料授業体験会やってます!

保護者の方向けの無料教育相談もやってますので、ぜひご利用ください!

ではでは!


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