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SDRs 研究所マガジン

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持続可能な開発のルール、Sustainable Development Rules の頭文字を取ってSDRs(エスディーアールズ)について研究する SDRs 研究所のマガジンです。
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2021年11月の記事一覧

ついに完結! 北海道フロンティアキッズ育成事業 成果発表会編(北海道SDGs推進人材バンク講師派遣)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当してきた成果を確認する日がきました。 この事業では、子どもたちが「地域未来図」というゴールを目指し ステップ1:学び(SDGs 17のゴール) ステップ2:深め(地域と SDGs との関わり) ステップ3:共有する(道内6校の地域未来図) という3ステップで進めることで、ヒトゴトだった SDGs を地域の未来に関わるジブンゴトとして受け止め、持続可能な社会のフ

SDGs のフロンティアキッズが・・・SDGs のフロンティア企業に出会った

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は協力企業見学編です。 これまでの経過についてはこの記事の最後にまとめておきますね。 協力企業とはさて、協力企業って何? って思いますよね。この事業、北海道庁の事業なのですが、財源を協力企業・団体からの支援金で賄っているんです! さらに運営には公益財団法人 北海道環境財団も関わっていて、実施校6校と私たち講師2人を含めて SDGs の目標17「パート

弟子屈町 × SDGs は可能性しかない

北海道「市町村における SDGs 推進モデル事業」で弟子屈町の担当になり、総合計画に SDGs を取り入れるというテーマで役場職員向けの研修講師として訪問しました。 SDGs については既に多くのメディアで紹介されていて、検索すれば基本的な考え方はすぐに学べるため、私が出向いてまで講義をするのは費用対効果的にどうだろうということもあり、SDGs の17項目は知ってることを前提に研修することになりました。 一方で、SDGs の項目は17もあるにもかかわらず、それぞれ抽象的な

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(下川小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の下川小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてありますが、下川小学校の1回目は別な方が担当でした。 下川町では幼児から高校生まで一貫した森林環境教育に15年近く取り組んでいること、SDGs 未来都市であること、地域おこし協力隊の教育コーディネーターがいること、などにより下川小学校の取り組みは独自路線で進んでいました。 前回からこれま

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(石狩八幡小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の石狩八幡小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてあります。 前回からこれまでの間に、まちづくり・海チーム、川チーム、チームフォレストの3チームに別れフィールドワーク。その結果をチームごとに地図に落とし込み、SDGs との関連、アクションについても整理。 学校行事の学習発表会でも発表するとのことで、発表原稿も用意してあり、高い完成度

小学5年生が SDGs をジブンゴトに(秩父別小学校編)

2021年度北海道フロンティアキッズ育成事業の派遣講師として道内3校で小学5年生向けの SDGs 授業を担当していて、今回は2回目の秩父別小学校編です。 1回目については↓こちらにまとめてあります。 前回からこれまでの間に、学校から徒歩で3回、毎回別ルートで SDGs に当てはまりそうなことをフィールドワークしていました。 児童が自らの気づきを元に SDGs ノートを活用してどの項目に当てはまるか調べ、付箋に記入し、1枚の地図に貼り付けたのがこちら。 児童の発案でゴミ