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「CHON」の「HOMEY」ってプログレッシブマスメタルフュージョントロピカルチルAORロックなんだけどって言われて音を想像できますか?

はじめに

あー、あのプログレッシブマスメタルフュージョントロピカルチルAORロックね、知ってるよ!
って人がいたらその人は私です。
もしくは話を合わせてくれる優しい人です。
なぜならこの作品を初めて聴いた時に私が思った事だからです。
この作品をこう評してる人は、ネットを少し探した限りいませんでした。そりゃそうだろうな。
だから私です。私しかいません。
でも、思ってくれる人がいたら嬉しいな。友達になりたいな。
いやいや、そんなに山盛りな作品ないよって思うかもしれません。
信じてください。
本当に全部の要素が1つの作品に入ってます。
私は嘘をついてません。
とりあえずこれを聴いてみてほしい。

いやーかっこいいね。
もしかしたら
インストなの?歌ないの?って思う方もいらっしゃるかもしれません。
私も最初思いました。
大丈夫!私の持ってるレコードで歌なしはコレとJazzぐらいです。
JAZZは苦手です。好きになりたい。
こんな私でも聴いて大満足な作品です。
ちなみに一曲だけ歌ありです。

どんなバンド

カリフォルニア出身の4人組です。
Erick Hansel (Gt/Vo)
Mario Camarena (Gt)
Nathan Camarena (Dr)
Esiah Camarena (Ba)
3人兄弟なんですね。調べて驚きました。

意外とストリートな感じですね

タイトルに長々とジャンル名を書き連ねましたが基本的なジャンルはマスロックです。
マスロックとは何かを説明しますと
マスロック (Math rock) は、ロックの一種。キング・クリムゾンスティーヴ・ライヒらの影響を受けた複雑で変則的なリズムギターを中心とした鋭角的なメロディ不協和音などが特徴である。”
とWikipediaに書いてありました。
とりあえずテクニックが無いと出来ないジャンルであり、歌よりも演奏を重視しているジャンルでもあります。
そしてこの作品には鋭角的なメロディと不協和音は入ってません。
複雑で変則的なリズムとギターとベースが中心です。
しかもプログレッシブでメタリックでフュージョンでトロピカルでチルでAOR的なんです。
もういっちょ聴いてみてください。こんな曲も入ってます。

いやーわけわかんなくなってきてます。
自分で書いてて合ってるかよくわかんなくなってます。

どんな作品

どんな作品かというと何回も書いている通り
プログレッシブマスメタ・・・・いやもういいよってという読んでる人の声が聴こえます。
こんな曲もあります。

これまで3つも動画を貼ってますがどうですか?
もう一度だけ書きますけど・・・
プログレッシブマスメタルフュージョントロピカルチルAORロックでしょ。
納得してほしい。
全曲聴けばわかる。

紹介しといて全曲聴けばわかるはダメすぎるので
この作品の良い所を5つ挙げていきます

1. ギターが歌ってる
全編弾きまくりです。めちゃくちゃバカテクです。ギター弾いてなくてもわかるテクニックの凄さ。なのに嫌味にならずに歌心を感じれます。カッコイイ!
2. 各楽器の音がとてもタイト
まず、ギターがほぼ歪んでない。そしてリバーブも多分ほぼかかっていない。自然なサスティンにまかせてると思われるそれなのにこの綺麗な音。誤魔化しのきかない音で弾きまくり。しかも絡み合い方も抜群。カッコイイ!
そしてベース。ツインギターの綺麗なカラミが目立ってつい流してしまいがちですが、細かくフレーズ出してたりしてしっかりアシスト。しれっと色々な奏法で色々な音出してるのすごい。カッコイイ!
最後にドラム。こちらもリバーブが少なめなタイトな音。手数も多く変拍子やリズムパターンの細かい変化など聴いてて飽きない。細かいキメもビシビシっと決まっててカッコイイ!
3. カリフォルニア感
音聴いて、どこのバンドって調べてカリフォルニアって知った時の納得感。
日差しが強いけどカラっとしてて、なんか健康的な夏をイメージできます。
・・・ジャケットに引っ張られてるかも。
4. リゾート感
カリフォルニア感と同時にリゾート感も感じれます。この作品には静か目な曲も入っていますが、とてもリゾート感あふれるというか、綺麗な海を眺めてる画が浮かぶというか・・・PV観たから引っ張られてるかも。
いや、最初に聴いたときにそう思った!・・・ジャケット観たから?
5. 全体の緩急とトーンの統一感
とにかく作品の構成がとても上手い。バカテクだけだとどうしても飽きてきますが、要所でしっかりクールダウンする曲が入ってます。
これがあるから全体をスルっと爽やかにバカテクを楽しめます。
曲単体でもカッコイイですが、作品全体で通しで聴くのがオススメです。

最後に

涼を感じる作品なんかも前に紹介しました。
だけど、カラッとした暑い夏もいいものです。
ジメっとした夏は嫌ですよね。
この作品はクーラーの効いた部屋か湿度の低い避暑地かカリフォルニアかリゾートで聴くのがオススメです。
待てよ・・・・意外と夏祭りとか花火大会にも合うかもと思いました。
いや、冬でも大丈夫です。
私が買ったのは確か冬です。
買って帰って聴いて夏いねと思いました。
ちなみにこの作品のジャケットはマジでカッコイイです。
これもジャケ買いできるジャケです。
こんな感じです。

誰がデザインしたのだろう。天才。

ね?
はい、ジャケ買い。
内容とジャケットが合ってるって美しいよね。
ではまた。

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