フランシュリッペが、好きだった。

幼少期、あんまり女の子っぽい格好をさせてもらえなかった反動か、かわいい服が好きだ。(子どもへの犯罪が多く、親なりに考えての事だったので親には恨みはない。ジーパントレーナーだったけどブランド品ではあったし)

いつ、出会ったのかは忘れたが、フランシュリッペと言う今はなきブランドが好きだった。

かわいい柄にひらひらふわふわしたシルエット。

りぼん!ねこ!うさぎ!

淡い色、ビビットカラー、籠バッグ…

レース…しかもオリジナルの模様のレース…

ため息がでる…

しかし、学生で買うには少々値がはる感じだった。

ヤフオクやリサイクルショップを巡回し、少しづつ集めた。その後、アウトレット店なんかも出来たし、年に一度の福袋!で購入したりした。

でも、歳をとり、

メルヘンババァ

と言う言葉が爆誕し、着るのをやめてしまった。
実際、私はシンプルな服の方が似合うタイプで、若さがある状態ならまだしも、確かにちょっと厳しい…

好きな服を好きなように着て何が悪い!

確かにそうだし、個人の自由だけど、子どもができるとなんて言うか、私のせいでミリでも子どもがなんか言われるならそれは避けたい、と私は思ってしまったので…

でも、フランシュリッペは捨てられずにしまってある。売って着て貰えるならそっちの方がいいかもな、とも思ったりしたが、思い入れがあるのでちょっとそれもなー、と。いくつか娘に似合う、着れる物は娘に譲ったりした。

しかしながらクローゼットを圧迫しているのも事実で、少し厳選しなきゃな、とも思う。
終活についても考えているので物は減らしたいし子ども達に迷惑かけたくないし…

難しい…

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