那須二郎

週末著作家 趣味:図書館探訪・カフェ、経済評論とマンガ研究。映画鑑賞等。

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最近の記事

5ミニッツデシジョンについて

何かの本で読んで、不確かな情報だが。 合衆国では核兵器などが米本土に打たれた場合に、大統領がエレベーターに乗って地下に退避するまでに、国務長官からの報告と該当国への対処、米国民の避難などの決定が5分以内に行われるという。 先日の米兵士が戦死した際にも、ドローンによる攻撃がある国の製品であったことと国務長官からいくつかの選択肢を得られたあとで、大統領はすぐに決断して行動の支持を与え、加えて遺族のもとを訪れるという行動をすぐに行った。 対して、日本の議員内閣制では、国防や退避

    • 万物は流転する

      「万物は流転する」の意味とは?「諸行無常」と何が違うの? (20buddhism.net) 上記の引用から、なかなか良い学びを得ました。 それとは別件で、 今目の前にいる人ともいつかは別れがくる。 なので、良いご縁に感謝しようと考えてしまいます。 「細部に神は存在する」ということわざも日本にはあります。 職人さんが使う道具を丁寧に磨いたり、朝や夕方に部屋や水回りのメンテナンスをするのもその流れを継いだ伝統なのかと。

      • 「認知能力」と「非認知能力」、AIの可能性とAIへの人間の対応について(2024年1月25日読売新聞を読んで)

        購読していなくても、たまに新聞を読むのはいいものだ。  1.「認知能力」について  最近の赤本(過去問)の難関校の問題や共通テスト(旧センター試験、旧共通一次)を見て驚いたことがある。  「なぜそのように思うか?考えを述べよ」とか「文章やデータを見て自分の意見を提示し、その意見への反論も仮定しながら自分の意見を論ぜよ」という「考える」力を問う形式が多いということである。  例えば、歴史の受験問題を見ても、難関校ほど「いくつかのキーワード」や「歴史の事柄」を提示して、その関

        • ひろゆき氏の迅速さについて

          自分の近くにもお金持ちはいるが、金持ちはとにかく判断が早い。 久々に彼のYouTubeライブを最後の数分だけ見ていたが、最終的に視聴者が10万人を超えていて収益分の30万超金額は能登半島被災に寄付するとサラリと言っていた。 これは手間もかからず、新しい手法だ。何しろ視聴者は、だらだら酒を飲んでいるオッサンの話をYouTubeライブで聞いているだけで、はからずも寄付行為に関与するという事になるからだ。 これを見ている子どもべやおじさんやニートの人も、自慢できる相手もいないかも知

        5ミニッツデシジョンについて

          ケインズのアイデアに係る余談

          ケインズの蓋然性哲学から始まって、彼の世論への訴えやアイデアがどのように今の現代社会に適応可能かという論文を中央大学の経済研究所年報に投稿した。暫くしてネット掲載になると思う。執筆したのは昨年で、いま見返してみるといくつか反省点があるが。 論題は、ケインズ的思考の現代的意義。 彼の哲学の師匠であるムーアや、ラッセル、友人のウィトゲンシュタインやラムジーが哲学に足跡を残した中でケインズの1921年の蓋然性哲学は、ケインズ研究家のみならず哲学の世界でもいまだ空白地帯である。ドイツ

          ケインズのアイデアに係る余談

          テレビはオワコンになるか?

          結論:すぐにはオワコンにはならないと思う。  というのも、日本では半数近くが高齢者である。その高齢者が多くテレビを見ている。戦後生まれの高齢者たちは栄養状態のいい生活で、戦前生まれの親からきびしいしつけを受けてきたと思われる。その高齢者が「人生100年時代」の中でテレビを見続ける限り、すぐにはテレビはオワコンにはならないと考える。高齢者の子どもたちは「ファーストフード」世代で、ジャンクフードなどが日常であった。もしかしたら、「人生100年時代」は、団塊の世代が100歳のころ

          テレビはオワコンになるか?

          日経新聞HPより「急拡大の音声広告市場 Z世代、ポッドキャスト利用47%」

          急拡大の音声広告市場 Z世代、ポッドキャスト利用47% - 日本経済新聞 (nikkei.com) Z世代ポッドキャスト利用「47%」 急拡大の40億ドル音声広告市場:日経クロストレンド (nikkei.com) 記事の内容はアメリカの状況であるが、個人的にはスマホを使ったラジオ視聴が確かに増えている。高速道路で何県かまたいだり新幹線で移動する際に、スマホのラジコで視聴する需要は確かに高い。2005年位にラジオの広告費をネットの広告費が抜いたと記憶しているが、ポッドキャス

          日経新聞HPより「急拡大の音声広告市場 Z世代、ポッドキャスト利用47%」

          広がるワーケイションについて

          ブレチャージク氏、自らが「原点回帰」へhttps://news.yahoo.co.jp/articles/123f09760abed9cb12a4dd03b44e1bbdc2462525 記事では、エアビーの創業者へのインタビューが掲載されている。 「パンデミックで世界の旅行市場は大きな傷を負ったが、ブレチャージク氏は『世界的に中間層が増えることから、長期的には旅行需要の高まりは続く』と見通す。特にアジアについては、若者の新しい体験を求めるトレンドが強まると見ており、期待

          広がるワーケイションについて

          藤子不二雄Ⓐと藤子・F・不二雄

          「2人で1人」だから藤子「不二雄」だった コンビ解散後も互いに手放さなかったペンネーム:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)  藤子不二雄A(メガネの人ー笑う「セえルスマン」「忍者ハットリ君」が有名)が書いた『まんが道』が大好きである。もう一人の、背の高い藤子・F・不二雄は「ドラえもん」や「SF(少し不思議の意味)短編集」で有名で、筆者の知る限り、藤子・F・不二雄の作品以上に想像力を駆使した漫画はないと思う。石ノ森章太郎がタイをはる感じ。画力では、

          藤子不二雄Ⓐと藤子・F・不二雄

          M&A「日本企業同士」8割増、株価底上げへ再編活発に(8月14日日経新聞HP)

          M&A「日本企業同士」8割増、株価底上げへ再編活発に - 日本経済新聞 (nikkei.com) 「日本企業同士のM&A(合併・買収)が増えている。今年上期の買収額は約6兆8000億円で前年同期比8割増えた。株価の底上げに向けて、より相乗効果が見込みやすい国内での事業再編が活発になってきたためだ。円安で海外企業を買うハードルも上がっており、海外に成長を求めてきたM&Aの潮目が変わる可能性がある。 金融情報会社リフィニティブによると1〜6月の日本関連のM&A全体は約10兆80

          M&A「日本企業同士」8割増、株価底上げへ再編活発に(8月14日日経新聞HP)

          「悪い情報は即相手に伝えること」 「正直」「約束を守ること」

           何か悪いことが起きたとき、「相手にこれ伝えるのどうしようかな」と悩む時がある。結果的に、早々に報告したり伝えたりしたことが良かったことが多かった。相手によっては知恵を貸してくれて問題解決がすぐできる場合がある。もやもやしていることが心の中にあると、気になって他の作業にも支障が出る。  できないことは安請け合いしない、ということも重要である。正直に、できないことはできないと相手に誠意をもって伝えることは困難であるが難しいことである。自分の職場の同僚は、相手にとって不利な情報

          「悪い情報は即相手に伝えること」 「正直」「約束を守ること」

          「増える大学の「国際寮」その魅力とは」(朝日新聞8月17日HPより)

          増える大学の「国際寮」その魅力とは | 朝日新聞Thinkキャンパス (asahi.com)  国際寮が増え始めたのは2010年ごろからである。2000年に大分県別府市に開学した立命館アジア太平洋大学(APU)がその最初とのこと。  APUでは現在、約1500人の学生が寮生活を送っている。日本人学生の入学者もAPハウスへの入寮希望者も多く、今年度から入寮希望の1回生が全員入寮できる規模になったとのこと。  留学生だけでなく日本人も入寮できる制度で、希望者全員が入寮できるのは

          「増える大学の「国際寮」その魅力とは」(朝日新聞8月17日HPより)

          GDP速報についてパワポ作成してみました

          GDP速報についてパワポ作成してみました

          8月15日に考えること

          「歴史」というものは「事実認識」よりも「価値判断」が出てしまうことがある。 重要なのは「二度と同様の戦争を起こさない」ためには「どうするか」ということであると思われる(外交の説得と討論・情報開示・コミュニケーション、ソフトパワーによる交渉が重要である)。 司馬遼太郎は「(敗戦後)自分が生きている間にこんないい時代が来るとは思わなかった」と延べていて、水木しげるは「日本は戦後、国際的にペコペコ国家になったけれども、あのビンタが横行した軍隊の時よりはましである」と述べている。

          8月15日に考えること

          税金の新設について

          新設された『ブライダル補助金』に批判殺到…「まじでいらん」「税金の無駄遣いやめて」「ブライダル補助金!やったー結婚式派手にやろうとなるの?」 | Share News Japan (sn-jp.com) 上記についていくつか書かれていますが、「税金を一度設定すると削減しにくいのか?」調べてみました。 1.一度新設すると削減できない? 2.「税金の無駄使い」指摘 1.一度新設すると削減できない?ーポイントとしては、以下の3点です。 ・予算削減は簡単なことではない 国や地方

          税金の新設について

          AIの将来可能性

          https://amzn.to/3QBBEO6 「何を今さら・・・」ですが、この期に及んでAIの凄さを実感しています。 AIに限らず、この20年でのネット関連の進化は凄い! 「30年間不況」とよく言われるが、30年前には携帯の市場はほとんどなかったはずである。最近のスマホ市場全体の伸び率は目覚ましいものがある。 総務省のHP「スマートフォン経済の現在 第1章 と将来」によれば、 n1100000.pdf (soumu.go.jp) 2011年に14.6%だったスマホ保有

          AIの将来可能性