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消化器内科で人生が変わった

小さな頃から様々な不調を感じながらも、大学生まで医療に繋がれませんでした。
ただ、うつ病と診断されてからも一筋縄ではいきませんでした。

小さな頃からの不調のひとつに、慢性的な腹痛があります。例えばこんなことがありました。

  • 授業中、お腹がゴロゴロ痛くなる

  • 我慢してるとお腹からオナラをしたような音がする

  • 冬になると必ず下痢になる

こうした、お腹周りのトラブルが絶えませんでした。しかし、小さな頃から内科に通っても、特に治療や処方箋をいただくことはありませんでした。

転機が訪れたのは、地元から逃げてきたため今の精神科に転院したときから。
それまでのクリニックでは精神科通院の際に血液検査を行っていました。しかし、現在の病院は血液検査を行っていません(それはどうなんだという視点もありますが、ここでは一旦無視)。

私の場合、服薬にあたって定期的な血液検査が必要でした。なので、風邪をひいた時に受診した近所の内科で血液検査をしてもらいました。

あわせて、慢性的な腹痛についても相談しました。すると、ピロリ菌検査を受けた方がいいと勧められ、現在まで6年間通い続けることになる消化器内科を紹介されました。

消化器内科では、内視鏡で食道や胃などを診てもらいました。そこで分かったことは次のとおりです。

  • ピロリ菌除去が必要→ピロリ菌を除去すれば腹痛も収まってくる

  • ストレスで胃や食道が荒れている→胃腸の状態を整える薬を飲み続ければ改善する

通い始めて1年ほどは大きな変化はありませんでした。しかし、通い始めて2回目の冬になると大きな変化に気づきました。
それは、冬なのにお腹を下さないことでした。

私の中では冬=下痢の季節です。だから冬はいつも辛い時期でした。それがなくなった。めちゃくちゃ感動しました。薬しか勝たん……!

最初の内視鏡検査から5年後に再度内視鏡で胃などの状態を確認しましたが、とてもいい状態になっていたそうです。

そのため消化器内科の主治医からは減薬を提案されました。通院は2ヶ月に1回なのですが、減薬して1ヶ月弱くらい経つと通院する前と同じような腹痛や下痢の症状に見舞われました。主治医の指示で服薬を元に戻すと、それらの症状は治まりました。

また、血液検査の方では尿酸値が異常に高いことが分かってきました。食生活を変えてみても数値は変わらなかったため、服薬を始めると数値が正常に。
しかし、医師の指示で薬を止めると、また尿酸値が跳ね上がりました。服薬しなければ尿酸値が高くなる体質だと説明を受けました。

現在はお腹の薬と尿酸値の薬を処方してもらっています。薬代は2ヶ月で3,500円程です。

20年も悩み続けてた腹痛が月2,000円弱で治まるなら安いもんです。