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2024年度資産運用:月別状況レポート~新NISAスタート

2021年はコロナ対策で投入されたマネーは世界的に株価を上げ、2022年度はその反動で株価は大暴落し、2023年度は、コロナ後へ戻る期待で株高になりました。日本株も2023年度は高値をつけました。

さて2024年度になりました。今年は、景気はそれほどよくはならないかもしれないが、株価は日米とも上昇基調ではないかというのが一般の予想です。

特に、日本では、「新NISA」が始まるので、国内の投資熱は熱くなりそうです。

今までは、年間一般NISA120万円かつみたてNISA40万円のどちらかでしかも期限ありだったのが、成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円で合計360万円まで投資可でしかも無期限で、売却したらまたその分の枠が復活するというものです。

昔、銀行金利が高い時代には、当面使用しない資産は皆、銀行の定期貯金にして高い金利を受けるという方法をとっていました。新NISAになれば、株が長期的には、上昇する確率が高いという前提ですが、当面必要ない現金は、NISAのインデックスファンドに投資しておくという考え方もありかなと思います。

1月

月初から新NISAでの投資が増えています。また、中国が不動産不況など景気が悪いので、外国人投資家も中国株から日本株にシフトしているそうです。中国でも日本株の人気が過熱しています。ということで、11日には、日経平均はバブル以降最高値を更新しました。春あたりまでは上昇基調だというのが市場の予測です。

私も、米国株インデックスファンド(つみたてNISA枠では米国株ETFは変えないのですね)、米国株ETF、GLDM(米国金ETF)にNISA枠で投資しました。

物価見通しが、4年連続で目標の2%程度になりそうで、賃上げも続けば、マイナス金利解除になるのではないかと言われており、時期としては4月頃と言われています。

マイナス金利解除になると、米国は利下げ基調というのもあり、円高になりそうで、それに伴う景気後退で、金融株以外は、株安になりそうです。

NYダウは+2.1%、S&P500は+3.3%、日経平均は+8.4%と堅調な結果となりました。円は、147.6円と円安気味です。

私の運用は米国株関連が+1.5~2.0%でしたが円安の影響で約+7%、日本株は,
好調で+5.9%となり、全体で+6.7%となり、幸先いい一年のスタートとなりました。

2月

2021年12月に3万円、2022年3月に7万円で合計10万円を勉強のために仮想通貨投資をしたら、6月には10万円が3.3万円になり、早々にいい勉強をさせてもらいました。2024年2月にやっと10万円まで戻しました。こんなにVolatilityが高いと怖くて投資できませんね。

日本株の上昇が止まりません。米国株もいいですね。株だけに頼らず、分散投資をして、株が下がった時のリスクヘッジとして、金や仮想通貨とかがあると思っているのですが、これらも軒並み上がっています。こうなるとちょっとバブル的なにおいがしてきます。また、下がってくるのでしょうが、動揺しないようにしないとですね。

仮想通貨も上昇しています。1月にビットコインETFの上場されました。ETFになったことで、電子財布(ウォレット)の管理など手間が減り、投資家層が広がったとみられ上昇しています。

NYダウは+1.4%、S&P500は+2.9%、日経平均はなんとまた+7.9%と堅調な結果となりました。円は、150.6円とまた円安基調です。

私の運用は米国インデックス株が+7%で、ETFが+4.0%。日本株は,保有割合の大きい海運、電機、食品飲料株が下げて+0.1%となり、全体で+3.8%となりました。

3月

企業への株式投資だけではなく分散投資が必要だと言う事で、2022年1月より上場不動産投資信託(REIT)にも少額投資しましたが、一向に上がらず、今の全面株高の状況下ですら下げていておかしいと思っていたのですが、3月7日の日経新聞に「活況を呈する日本株相場が、内外投資家のREIT離れを促している」と書かれました。つまり、2019年頃は、低金利環境が長引くなか少しでも高い利回りを求めてマネーが流れ込み、REIT指数を押し上げたけど、今は他に魅力ある投資対象があるとのことです。

まだ、日米の株高は続いていますが、その底流には金融市場のカネ余りがあるそうです。米国FRBは、本当は利上げを継続したいけど、市場が混乱するので政策金利を据え置いているという構図です。

27日の外国為替市場で円が対ドルで下落し、一時1ドル=151円97銭と1990年7月以来およそ34年ぶりの円安・ドル高水準を付けました。
いろんな数字が30年ぶりとかになっています。明らかに日本経済は転換期にきているということでしょうか。


NYダウは+2.0%、S&P500は+3.1%、日経平均は+3.3%と依然として堅調な結果となりました。円は、151.4円とまだ円安基調です。

私の運用は米国インデックス株が+6.3%で、ETFが+3.6%。日本株は,保有割合の大きい海運、食品株がまた下げたものの+3.5%となり、全体で+3.3%となりました。仮想通貨は、ちょっとしかありませんが、2月+33%、3月+21%とかなり上がっています。

4月

4日にイスラエルがシリアのイラン大使館への空爆で中東情勢が緊迫化し、原油価格が高騰、米国のインフレが再燃するとの思惑から。ダウ平均株価が下落、それにより日本の株価も暴落しました。

アメリカでインフレが収まらなさそうなので、利下げが遠のきそうだということで、低利率の円より高利率のドルのほうがいいということで、円安が一段と加速しています。

また、行き場を失ったマネーは、金へ移動しており特にNY金は上がっています。

日本株の4割を占める「食品・飲料」株価が冴えません。値上げが一服したのと円安による原料高によって業績拡大に天井感が出てきたためです。

NYダウは▲5.0%、S&P500は▲4.2%、日経平均は▲5.1%と全面安となりました。円安も加速し、月末160円を超えましたが、日銀の介入があったようで、157.35円となりました。

私の運用は、円安が先月より4%近く進行したことにより、米国株が1%ほどプラスになり、日本株は、海運株の3月下げの揺り戻しがあり、+1.7%となり、また若干保有している金相場の高騰などもあり、全面安の相場の割には全体で+1.0%となりました。

5月

為替が動いています。



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