『僕ヤバ』第2巻の過剰摂取による犠牲者多数か
9月6日未明、『僕ヤバ』こと『僕の心のヤバいやつ』を過剰摂取したことによる犠牲者が多数発見された。同日に第2巻が発売されたことが原因と見られる。
『僕の心のヤバいやつ』は桜井のりおによる漫画で、秋田書店が運営するマンガクロスにて連載されている。第1話から第3話まで、そして最新話から数話とおまけを無料で読むことができる。
現在第32話までが描かれており、陰キャの市川京太郎(厨二病、153cm)と陽キャの山田杏奈(モデル、171cm)が徐々に互いを意識するようになって「両片想い」と呼ばれる事象に発展。
この中学生の甘酸っぱい青春物語を摂取すると、脳神経に甚大な影響を及ぼし、時に「同じエピソードを何十回と読み直す」といった重篤な症状を呈する。
連載開始からしばらくして過剰摂取の報告が当局に寄せられていたが、第1巻の発売時に報告数が急増。当局の対策が間に合わず、多くの犠牲者を出したことで本作の存在が知られるようになった。その被害規模はいまだ正確には測定できていない。
本作は月1話、または月2話など不定期で最新話が更新されており、そのたびに過剰摂取を試みる人々があとを絶たず社会問題に。当局は第2巻の発売に備えていたが今回も間に合わなかったようだ。
9月10日には最新第33話の更新が予定されており、犠牲者はさらに増える見込み。死ぬのは市川だけではない模様。
また、当局の監視を逃れた「おまけ」がTwitterのモーメントに多数掲載されている。
なお、第2巻は第1巻の発売後に本作を知った人々にとって、第1巻と最新話のミッシングリンクを埋める作用があった。専門家によると、この「空白の期間」に市川と山田の関係にどんな変化があったのかを知ろうとした人々が殺到したため、今回のような多数の犠牲者が生まれたのではないかとのことだ。
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