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🎁20年越しの贈り物と🚽芯なしトイレットペーパー 3/27

夕方実家に行くと。

この4袋のレトルトスープを手に掴んで、母がおもむろに書斎に入ってきた。

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「公共施設(名前はちょっと伏せる)で働いとった手塚さん(仮)が、臨時やったやろ。もうそれで大木さん(仮)とかが私たちは違うんよって言う態度でどうかしよったとやろうね。それで高梨母さんにはお世話になったからってこればいっぱい送ってきたとよ。あの人が感謝しとうとやろうや。あんたにも分けてやる。」

…。

話が一ミリも見えん上に、初めて聞く名前が頻出して、さらに母が主語を省略するので聞き取った内容は以下。

まず前提条件。
うちの母は現在87歳だが、公務員として定年まで働いており、さらに定年後の60〜65歳の間も嘱託として再任用で公共施設で働いていた。
その期間中のうち、2年ほど、話に出てきた公共施設で勤めていた。

話の内容として、手塚さん(仮)と言う人は、その施設で雇用された非常勤職員だったようだが、ポジション的に母の前任者である大木さん(仮)たちは、非常勤職員に対して居丈高な態度を取っていたらしい(伝聞、真実は知らん)。

母の言によるとではあるが、非常勤職員であった手塚さん(仮)は、態度が公平であった母に非常に感謝をして、このレトルトスープの山を送ってきたらしい(配送伝票に電話が記載されているので電話をして聞いた動機がそれだそうだ)。

言いたいことは色々あるが、おそらくそれは母87歳が、まだ62、3歳だった時のことだ。

なんで20年以上経ってから送ってきた?

これは個人的な憶測だが、手塚さん(仮)も認知症を発症したんじゃなかろうか。
そして20年以上前のことの方が、昨日のことのように思い出されたのではあるまいか。
そして認知症特有の衝動性により、お歳暮でもお中元でもないこんな時期に、とりあえず思い立ったから送ったのではないだろうか。

なんか合ってる気がする。

それとは別件。

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洗面所の在庫チェックをしていたら、やたら大量にトイレットペーパーがあると思ったら大半キッチンペーパーだった。
なんで脱衣所にキッチンペーパー置いてるんだ。

ついでに、実家は別にコアノンじゃないのに、芯の細いトイレットペーパーがあった。
聞いてみると間違って買ったらしい。

うちも違うが、一応これ用の芯があった気がするので回収する。

そして写真を撮って後で見返して気づいた。

…外灯が取り込まれている!
いつの間に!

久しぶりに取り込まれたままになっていたなあ。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。