🧹実家のガレージ掃除を再開する 4/9(日)
この春先は、仕事を始めるなどして、認知症の母親がせっせと不用品を溜め込む実家の清掃も手をつける暇がなかったのだが、とりあえずガレージに置きっぱなしの父の紙ゴミを片付けようと実家に出向く。
なぜか玄関すぐで、大量の防虫剤(ヘッダー写真)を見てしまう。
目を逸らす。
ガレージを開ける。
うーん、紙ゴミ以外に、カートとか段ボールが増えているような気がする。
庭に花も咲き出している。
ガレージを片付けるのに軍手とビニール紐を取りに家の中に入ると,母から話しかけられた。
「あんた夏みかん取ってくれんね、取れるところは取ったけど、まだあるとよ。」
夏みかん。
別にいいが、母が手の届く下の方になっているのを取った結果、梯子が必要な高さしか残っていない。
裏に出てみると草が蔓延っている。
夏みかんを見上げるが、やはり、手は届かない。
裏庭に行って、久しぶりに見たが、水溜めの桶は健在だった。
処分したいのだが、母が微妙に執着しているので迂闊に処分できない。
結局夏みかんを10個ほど取って母に渡す。
庭の手入れと芝刈りもしなくてはならないとしみじみと痛感する。
とりあえず今日はガレージの掃除である。
分かりにくいかもしれないが、段ボールを潰したり、ゴミをゴミ袋に詰めたりしてかなり清掃した。
玄関先のまるつげを剪定したいと出てきた母は
「あらっあんた何しとるとね?」
と言って話しかけてきたが、なにしろ認知症なので、しばらくガレージをうろうろしたら、自分が何をやり掛けていたのか忘れたようで、紙ゴミの上に剪定バサミを忘れて去った。
ガレージも相当量のゴミがあるが日が暮れてきたのでこの日はここまで。
実家の片付けは、親が高齢の世代にとって、共通の課題だと思うが、悪い事は言わない。
死んでからと言わず、できるところからでも早く始めた方がいい。
その方が課題が見えてくることもある。
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。