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🌡母が心臓内科で粉瘤手術を差し止められてくる 10/15

さて、本日は母親がかかりつけの心臓内科にペースメーカーの検査に行くと言っていたので、午後1時50分に間に合うように車で送って、その後に実家に来ていた。
父の部屋の掃除を進めるためである。

が、掃除をしていた午後3時5分、母から電話がかかって来た。
私は、帰路も車で迎えに来て欲しいのかと思って電話に出た。

「あのね、先生がね、ペースメーカーを入れとるとやけん、粉瘤の手術とかを、そんな個人病院とかでしたらいかんって言われとるとやけど。」

あ?

粉瘤の経緯はこちら。

つまり母に頼まれて予約して連れて行った粉瘤手術だが、何しろ母は年寄りだ。
心臓内科と粉瘤に特に関係性は見出せないが、かかりつけ心臓内科に行ったついでに粉瘤手術のことを相談した──相談していたらしい。

要領の得ない母の話を問いただしていたら、電話の相手が、母から母の主治医に交代した。

主治医は険悪な様子で、
「粉瘤の手術をすると聞きましたが、高梨(母)さんのように重篤でペースメーカーを入れている人は、そんな設備のない個人病院で手術するのは良くないんですよ!
大体、そこでペースメーカーのこととか、血液さらさらの薬のこととか言ってないんでしょう!」
そんなふうに言うが、粉瘤手術なんかちょいと汚れをくり抜くだけやんかとつい思う。

非難されても、医療的根拠で言ってるものなら医師同士で調整してもらいたいものだと思って、
「いや、ペースメーカーのことも、プラザキサのことも伝えてますよ。
それで問題ないと言ってたんで、駄目だというなら連絡先お伝えしますんで、先生同士で話してもらえますか。」
と返答した。

「いや、そんな個人病院で心臓の専門でもなくて、電磁メスとか首の後ろに使ったらペースメーカーにどんな影響があるかも分からないし、血が止まらなくなっても対応できないでしょう。」
そう言われて、心ひそかに、いやその年寄り、ペースメーカー入ってても電子レンジも電気オーブンも、この間は普通の掃除機もめっちゃ使ってたのでメスごときの電気でどうにかなるとは思えないし、大出血するほど切りもしないと思ったりもした。

ただこの後の主治医のセリフに、風向きの怪しさを感じた。

「だいたい、高梨(母)さんから前の診察の時に相談を受けてて、何かあったら対処できる総合病院で処置した方がいいと思って、今日、紹介状も準備していたんですよ。」

え?

いやちょっと待て。
認知症の母は、私に言うだけでなく、主治医に別便で相談していたらしい。

やめてくれるかな、そういう全方位外交。

とりあえず紹介状を既に準備されてるなら、話の順序が逆ということになる。
正直この主治医のことは、あんまり信用していないのだが(母を心臓メインの最悪な病院に紹介したのがこの医師、転院を勧めるが母は聞き入れない)、まあ紹介先は別のところなので…。

今予約している粉瘤外科は謝罪しつつ、予約を電話で取り消し、その後、帰ってきた母は本当に紹介状を携えていた。

頭を痛めつつ、父の部屋の紙ゴミの増殖写真を載せて、この日はここまで!

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(紙ゴミ袋がピアノの両脇に進出している)

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